どうして食べ物を冷蔵庫(れいぞうこ)に入れるの?

買い物をして帰ったら、すぐに食べ物を冷蔵庫に入れるよね。肉や卵(たまご)など、温めて食べる物でも入れておくでしょう。どうして食べ物は冷蔵庫に入れておくのかな? もし入れなかったら、どうなるんだろう?

冷蔵庫の役目は、食べ物を冷やして、長持ちさせること。冷蔵庫の中は、食べ物を腐(くさ)らせてしまう悪い細菌(さいきん)が住みにくい温度になっている。冷たくして細菌が増(ふ)えるのを防(ふせ)げば、おいしいままで食べ物を入れておける。もし外に置っ放しにしてしまったら、肉や魚はたちまち腐ってしまうから、注意が必要だ。特に6月、昼が1年で一番長くなる「夏至(げし)」のころには、湿気(しっけ)の多い梅雨(つゆ)でもあり、物が腐りやすくなる。だから夏至の日は「電気冷蔵庫の日」。傷(いた)みが早いから、冷蔵庫の中をよく整理しておきましょう、という日なんだよ。