どうして土で植物が育つの?

植物は、どうやって成長するのかな。植物は光合成(こうごうせい)によって、養分を作っている。光合成に必要なのは、空気中の二酸化炭素(にさんかたんそ)と土の中にある水だ。葉からは二酸化炭素を吸(す)い、そして根から土の中の水を吸って、植物は成長するんだ。

土には窒素(ちっそ)やカリウム、リンなどの肥料(ひりょう)がふくまれていて、それが水に溶(と)けた状態(じょうたい)で根から吸収(きゅうしゅう)される。たとえば、窒素には葉を大きくさせるなど、それぞれにはたらきがあるんだ。土の中にどんな肥料が含(ふく)まれているかで、作物のできがかわってくる。また、根から水をしっかり吸い上げて、植物は茎(くき)や葉のすみずみまでイキイキと育(そだ)つんだよ。