環境分野 選考結果・応募状況（2013年募集事業）

環境問題に取り組むNPO/NGOの組織基盤強化を応援する「環境分野」は、応募件数20件の中から5件、助成総額808万円が助成対象事業として選ばれました。
※2013年夏に決定した継続助成4団体（助成総額692万円）とあわせて、2013年は9団体（助成総額1,500万円）を支援します。

応募総数は20件で、最終的な採択件数5件に対する応募倍率は4倍となりました。
地域分布としては、関東地区から6件、近畿地区から4件、次いで東海地区、四国地区、九州地区から2件の応募がありました。また、東北地区、甲信越地区、中国地区、沖縄地区からも1件ずつの応募があり、全国的に応募が散らばる傾向が見られました。

団体種別では、NPO法人からの応募が最も多く16団体で、全体の80％を占めています。活動年数では5年以上10年未満の団体からの応募が最も多く7団体（同35％）、次いで20年以上30年未満の5団体からの応募があり（同25％）、組織基盤強化を望むタイミングとして2つのステージがあることが分かりました。
常勤職員数では0～2人までが6団体（同30％）、3～5人までが8団体（同40％）、6～9人までが5団体（同25％）、10人以上が1団体（同5％）で、年間財政規模では100万円以上1,000万円未満の団体が5団体（同25％）、1,000万円以上2,500万円未満の団体が4団体（同20％）、2,500万円以上7,500万円未満の団体が8団体（同40％）、1億円以上の団体から2団体（同10％）の応募があり、組織規模については大小様々な団体からご応募いただけました。
また、課題抽出・解決策立案フェーズから取り組まれる事業が16件、組織基盤強化フェーズから取り組まれる事業が4件だったころから、外部の第三者による組織診断を経たのちに具体的な基盤強化を図った方が、実効性が高いという認識のある団体が多いことが分かりました。