アフリカ分野 選考結果・応募状況(2011年)

パナソニックは、従来の「環境」「子ども」に加え、2010年より「アフリカ」で活動するNPO・NGOの組織マネジメント強化(キャパシティビルディング)を支援するプログラムを開始しました。
これは、会員・支援者の拡大や財源の強化などに繋がり、経営基盤強化に資する「広報活動」に特化した助成で、初年度の今年は日本国内の32団体の皆様からご応募をいただきました。
選考委員会による厳正な選考の結果、3件(助成総額259万7千円)が助成事業として選ばれました。パナソニックでは、これから一年にわたり、3団体の広報活動を支援してまいります。

<助成対象団体>
◆アフリカの課題に取り組む民間非営利組織であること
◆日本国内に主たる事務所をもっていること
◆法人格の有無は問わないが、定款、寄付行為もしくはこれに相当する規約を有すること
◆政治、宗教活動を目的とする団体ではないこと
◆設立から3年以上の活動年数を有し、有給スタッフ2~3名程度を抱える団体が望ましい
※「環境」「子ども」両分野と重複しての応募は、出来ません。

<助成対象事業>
アフリカの課題解決に取り組むNPO・NGOの組織基盤強化に資する広報・発信・啓発事業
◆各団体の広報・啓発活動
◆広報体制の強化、広報活動に携わる人材の育成
※助成事業期間内に、多くの方の理解促進を目的とした対面の団体活動の報告の場を一回以上設けること

<選考委員>
 稲場 雅紀 「動く→動かす」事務局長、(特活)アフリカ日本協議会国際保健部門ディレクター
 山口 誠史 (特活)国際協力NGOセンター(JANIC) 事務局長
 小川 理子 パナソニック(株) コーポレートコミュニケーション本部 社会文化グループ グループマネージャー
 横川 亘パナソニック(株) コーポレートコミュニケーション本部 社会文化グループ 戦略推進室 室長
 星亮パナソニック(株) コーポレートコミュニケーション本部 社会文化グループ 戦略推進室 参事

応募傾向

初年度の今回は、8都道府県より32件の応募がございましたが、大きな属性特徴が2つあります。
まず一点目は「拠点」についてです。全体の約8割(81.3%)を東京と京都に事務所を置いている団体が占め、特に東京拠点の団体は、全体の約7割となります。

二点目は、財政規模です。財政規模が1億円以上という団体が全体の30%となっています。団体としては非常に大きな規模であっても広報には、あまり費用をかけることの出来ない現状が浮かび上がりました。
その他、特定非営利組織法人が全体の半数以上(56.3%)を占める一方で、法人格をもたない団体の方(21.9%)からの応募もあり、幅広い方々からの応募があったことが判りました。

応募状況 -応募総数:32件-

応募団体の県別分布

都道府県

件数

北海道

北海道

東北

青森

2

岩手

宮城

1

秋田

山形

福島

1

関東

茨城

22

栃木

群馬

埼玉

千葉

東京

22

神奈川

甲信越

山梨

新潟

長野

北陸

富山

石川

福井

東海

静岡

1

愛知

1

岐阜

三重

都道府県

件数

近畿

滋賀

4

京都

4

大阪

兵庫

奈良

和歌山

中国

鳥取

島根

岡山

広島


山口

四国

香川

2

徳島

1

愛媛

1

高知

九州

福岡

1

佐賀

長崎

熊本

大分

宮崎

鹿児島

1

沖縄

沖縄

全国

32

32

地方別に見た応募状況

応募金額

応募金額の分布

応募団体の概要

法人種別
財政規模