環境:サーキュラーエコノミー型事業の創出

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サーキュラーエコノミー型事業の創出

資源の有効活用と顧客価値の最大化を実現するため、サーキュラーエコノミー型事業の創出に取り組んでいます。まずその1つの事業モデルであるシェアリングサービスとして、Tsunashima SST※1内の3か所と日吉駅に駐輪場を設置し、タウン内の住人や商業施設の従業員などを対象に30台のIoT電動アシスト自転車を提供し、IoT電動アシスト自転車の稼働検証を実証しています。
また、モノのサービス化のモデルとして、冷凍冷蔵ショーケースの冷やす価値提供サービスとリファービッシュスキームを実施しています。
冷やす価値提供サービスとは、スーパーやコンビニなどの食品小売業の方々にショーケースを販売するのではなく、“食品を冷やす”という価値自体を提供するものです。リファービッシュスキームは、チェーン店で使用されたショーケースを検査・修繕し別の店舗で再活用するというものです。これらのサービスを導入することにより、メンテナンスコストやエネルギーコストを抑えるとともに、限られた投資予算の中でより多くの店舗改装が可能となり、効率的な事業経営を支援します。
次に、サーキュラーエコノミーの考え方をベースとした以下のような取り組みを進めています。その1つは、建築におけるリノベーションです。かつて当社がショウルーム等として20年近く利用してきたビルをパートナー企業と共にリノベーションし、コワーキングスペース、スタジオ、ラボ、ラウンジ、カフェなどを有する複合施設であるTENNOZ Rim※2へと生まれ変わらせました。既存の建物を有効活用し、新築の時以上の性能になる工事であるリノベーションはリマニファクチュアリングの1つと考えています。また、工場排出物をクリエイティブなデザインにより全く別のプロダクトとして新たな価値を創出する取り組みを進めています。今まで、アイロン、炊飯器、システムキッチンの製造過程で生じた工場排出物をもとに、パートナーと共創でブックエンド、照明、テーブルなどを製作しました。今後もさらなるプロダクトの創出とともに、共創拡大による新たな価値創造にチャレンジしていきます。
以上のように、当社はサーキュラーエコノミー型事業の創出に向け、様々な取り組みを開始しています。今後、さらにサーキュラーエコノミー型事業の創出を拡大していくために、既存事業のサーキュラーエコノミー型事業への転換を進めていきます。このために、2019年度に作成したガイドラインに沿って、GP2021に示した既存事業と循環経済の関連性マッピングを着実に進めていきます。

※1 2018年3月に神奈川県横浜市にグランドオープンした次世代都市型スマートタウン。パナソニックをはじめとする異業種10団体で構成された「Tsunashima SSTまちづくり運営協議会」により運営され、先進的な環境配慮の取り組みに加え、街に関わる事業者や住民、自治体との協業による新たなサービス創出を目指しています。(http://tsunashimasst.com/JP/
※2 https://www.tennoz-rim.tokyo/ 参照