SDGsへの取り組み オートモーティブ社

(本記事は2021年9月時点のものです)

写真:オートモーティブ社 社長 楠見 雄規(くすみ ゆうき)、タイトル文字:モビリティの安全と環境負荷の低減を自動車メーカーとのパートナーシップで推進

私たちオートモーティブ社は、車載インフォテインメント(IVI)システムや先進運転支援システム(ADAS)、自動車用ミラー、車載電池をはじめとする電動化システムなどを事業領域とし、移動時の快適性や安全性を実現しながら、ドライバーの運転負荷の軽減、さらには環境対応車向けのデバイスやソリューションを提供しています。自動車メーカーとのパートナーシップを通じて安全面と環境面でサスティナブルなモビリティを実現することが、私たちにとってのSDGsへの貢献です。

CASE時代の安全と環境負荷の低減を実現するために

自動車業界では今、CASEをキーワードに100年に一度の大変革が起きています。Connected(車両や交通インフラのつながり合い)、Autonomous(自動運転)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)はすべて、安全面からも環境面からもサスティナブルなクルマ社会の実現に直結するテーマです。私たちも、関連するデバイスやソリューションを自動車メーカーに提供していますが、特にカメラ、センサーは約30年以上、エコカー駆動用電池(ニッケル水素)は、20年以上前から業界に先駆けて商品化、これまで多くの自動車メーカーへの納入を通じ、クルマの安全、環境負荷低減に貢献してきた実績があります。

これからも、交通事故の削減に向けては、安全運転に必要な情報を表示するIVIシステムやヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)、ADASなどの提供を通じて、安全なクルマづくりに貢献します。私たちの強みであるカメラ、ソナーなどのデバイスでは、センシング・アルゴリズム技術を向上させることで検知・認識精度に磨きをかけ、クルマの全周囲を監視できる周辺監視ADASの開発を強化していきます。

また、環境負荷の低減では、PHEV(プラグインハイブリッド車)、EV(電気自動車)向け車載充電器や空調に必要な電動コンプレッサーなど、当社グループの保有する技術資産も活用しながら、新しい商材開発にもチャレンジしています。

図版タイトル:クルマの安心・安全、環境負荷低減に貢献 大きく二つの軸を紹介。「安心・安全」として交通事故ゼロを目指し、センシングデバイス/画像処理技術を武器に先進運転支援システム(ADAS)等の開発を強化。例としてHUD(表示例)、駐車アシストシステム、IVIシステム、カメラ、ソナーの写真を紹介。ADAS:Advanced Driver Assistance System、HUD:Head-Up Display、IVI:In-Vehicle Infotainment 「環境負荷低減」としてCO2排出ゼロを目指し、長年の車載電池の実績とパワーエレクトロニクス技術で環境関連事業を拡大。例として電動コンプレッサー、車載充電器、車載電池(角形)の写真を紹介。

より良い、より早い貢献にチャレンジするためのパートナーシップ

2020年4月、私たちは角形車載電池事業でトヨタ自動車との合弁会社プライム プラネット エナジー&ソリューションズ株式会社を設立しました。電動車の基幹部品である電池開発を車両の設計・開発と一体的に取り組むとともに、私たちが培ってきた安全で高性能な電池開発のノウハウとトヨタ自動車の伝統である優れた生産方式で培われたモノづくり力を組み合わせ、クルマの電動化を加速させていきます。この合弁会社で生産する電池は、電動車の普及拡大に貢献すべく、トヨタ以外の自動車メーカーへの納入もしており、さらなる採用の拡大を目指しています。

さらに、次世代電池と期待されている全固体電池も共同で開発し、他社に先駆けた実用化を目指していきます。トヨタ自動車との提携は、より安全性の高い、高性能な電動車向け電池の開発・供給でより早く社会に貢献するためのパートナーシップです。

サスティナブルなモビリティが当たり前となる未来に向けて

写真:オートモーティブ社 社長 楠見 雄規(くすみ ゆうき)が語っている様子

欧米や中国、日本では今、衝突安全や排気ガス規制の強化が進んでおり、安全装備の付いた、環境負荷が少ない車両を推奨する施策が取られています。安全への配慮と電動化が当たり前となる世界的な潮流を踏まえ、これからも安心・安全で環境負荷の少ないクルマづくりに貢献できる技術をしっかりと磨き、自動車メーカーや協業メーカーとのパートナーシップを通じてSDGsに貢献してまいります。