SDGsへの取り組み アプライアンス社

写真:アプライアンス社 社長 品田正弘(しなだ まさひろ)、タイトル文字:お客様に「心と体の健やかさを届け、しあわせを実現する

SDGsへの取り組みには3つの側面があると考えています。まず社会に対しては、自社の事業との関係性を通じてお客様や投資家に自らの存在意義を示すことができます。従業員に対しては、社会の課題解決に貢献するイノベーティブな会社で働くというモチベーションを向上させることができます。そして、経営者にとってはまさに事業のリスクと機会を示すものであり、SDGsと事業戦略の一体化を図ることで様々なステークホルダーに対して一貫性を持った取り組みを展開していくことが何より重要だと考えています。

「くらしアプライアンス」と「くらしインフラ」の事業領域で貢献

アプライアンス(家電商品)は人々のくらしに寄り添い、家事労働の軽減といった目に見える価値をお届けしてきました。人生100年時代を迎えた今、アプライアンス社は、「くらしアプライアンス」と「くらしインフラ」の事業領域で新たな価値を創出していこうと考えています。パナソニックのルーツともいえる「くらしアプライアンス」の事業領域では、家事・調理・美容などの家電と、それに伴うサービスを通じて、世界中の人々のくらしに「便利」「快適」「美しさ」「楽しさ」やそれを超える価値を提供していきます。またくらしを支える「くらしインフラ」の事業領域では、水素エネルギーや自然冷媒を活用した環境負荷の小さい機器・システムとIoT/AIによる制御・サービスにより、脱炭素社会に貢献するとともに、人々が安全で快適にくらせる社会づくりに貢献していきます。

図版タイトル:「心と体の健やかさ」をお届けするアプライアンス社の事業 「人生100年時代 心と体の健やかさ」として、くらしに関わる空間全体を支えるのは「くらしインフラ」、また住宅・住空間では「くらしアプライアンス」をご提案します。3つの特長として「安全で快適なくらしを支えるサスティナブルなソリューション」「クリーンテクノロジーで健やかな空間を提供する空調・空質ソリューション」「健やかな心と体をつくる新家電」を掲げています。

クリーンな空間を実現するテクノロジーで社会に貢献

新型コロナウイルスの感染予防対策などを通じて、社会のクリーンな空間に対する認識が変化しています。私たちは、家電をはじめとするくらしの空間全体に関わるカンパニーとして、この変化に「空調・空質」のクリーンテクノロジーで応えていきます。
当社が1977年に初めて開発したナノイー™ テクノロジーは、保湿効果の高いドライヤーで知られていますが、細菌やウイルス、花粉やカビ、PM2.5の除去・抑制*にも効果を発揮します。そのため、エアコンや空気清浄機、洗濯機、冷蔵庫など自社の商品に搭載するだけでなく、B2B、B2Gの幅広いお客様のニーズにお応えし、車や電車、ホテル、エレベーターなど、快適や安全が求められる空間にも広く採用されてきました。さらに応用範囲の広さだけでなく、より高い効果が発揮されるナノイー™ Xを開発するなど、テクノロジー自体も進化しています。私たちは、この時代を生きる人々に「健やかな空間」を提供することで「安心・安全」「快適」「清潔」「健康」な空気の下での生活、ひいてはグローバルな公衆衛生の向上に貢献していきたいと考えています。
*ナノイー™はウイルス等を抑制する機能はありますが、感染予防を保証するものではありません。

SDGsと事業戦略を一体化し、お客様に共感いただくことが重要

写真:アプライアンス社 社長 品田正弘(しなだ まさひろ)が語っている様子

事業を通じてSDGsに貢献するには、強みとなるテクノロジーを幅広い商品・サービスに実装していかなければなりません。そのためには、一貫したメッセージでお客様にご理解いただき共感していただくことが重要になります。私たちは、「心と体の健やかさ」を実現するテクノロジーとそれを実装した商品やサービスにより、SDGsのゴールの一つである「すべての人に健康と福祉を」の達成に貢献していきたいと考えています。

(2020年6月)