SDGsへの取り組み 中国・北東アジア社

(2020年6月)

写真:中国・北東アジア社 社長 本間 哲朗(ほんま てつろう)、タイトル文字:健康・養老ソリューションの提供で中国の社会に貢献を

私たち中国・北東アジア社(CNA社)は、日本と同様に高齢化が進む中国において人々が健康で快適な生活を送るためのソリューションの提供を通じ、中国社会に貢献していく事業を目指しています。

中国発、ウェルネススマートタウンを世界へ

2019年に発足したCNA社は、くらしの空間や住宅にサービスを届けることを主体に、中国・北東アジア地域で家電事業と住宅設備事業を展開しています。

日本で培ったノウハウを生かし、中国の方々に少しでも長く健康で生活していただくことを目標に、当地の協業パートナーである雅達国際ホールディングスと共同で高齢者向けウェルネススマートタウンを着工、そのうち、1,150戸の住居はオールパナソニックの住宅設備が採用されています。

私たちはこのスマートタウンに、PM2.5の除去や温度・湿度の最適化などによる良質な空気環境や、お客様の健康データに基づくサニタリー空間、快適な睡眠を促すスマートベットルームなどを一体化させたソリューションを導入します。中国社会に深く浸透したスマートフォンひとつの操作で健康的で快適な空間を実現するこのタウンは2021年秋から入居予定です。

ウェルネススマートタウンは、同様の課題を抱える東南アジアやインドにも展開できる可能性があり、SDGsが掲げている健康的な生活の実現に貢献できると考えています。

図版タイトル:中国で展開中のウェルネススマートタウン 「自然と技術が、 街を人を健やかに育む」として、ウェルネススマートタウンのイメージ画像とともに「心と体を癒す四季折々の豊かな自然」「人生を楽しむための充実の健康志向施設」「住人一人ひとりに最適な健康サービス」の3つの特長を述べています。

生鮮食品コールドチェーンで食品ロスや資源廃棄を削減

当社は業務用冷凍冷蔵ショーケースにおいて高いシェアを誇っていますが、中国では漁港や農作物の産地における予冷施設の整備が進んでいないため、収穫した産品の3割を廃棄処分していると言われています。

そこで私たちは、中国南西部・貴州省とタイアップして予冷施設を設置したり、中国各地の冷凍倉庫をエンジニアリングから元請けしたりするビジネスを進めています。SDGsでもうたわれている食品ロスの削減、廃棄ロスによって失われていた農山漁村の所得向上、さらには食品の品質や安全性の向上により健康で快適なくらしに貢献できると考えています。

また、中国独特の店舗の不動産契約の慣行によって、本来の耐久年数よりも短期間で冷凍ショーケースが廃棄されてしまう現状を変えるため、リースモデルを提示するなど、資源廃棄の削減にも取り組んでいます。

健康・安全への評価を信頼につなげるために

中国では、パナソニックの理念である「企業は社会の公器」という言葉が浸透しており、企業が社会の安定に寄与することが今、まさに求められています。

新型コロナウイルスの影響もあって、中国でも健康と安全の大切さが改めて認識される中、当社が事業として展開する空気質、水、食の安全性が評価されています。こうした評価を信頼につなげられるように事業を続けることで、この地域からSDGsの達成に貢献してまいります。