SDGsへの取り組み 企業市民活動

(本記事は2021年9月時点のものです)

写真:ブランドコミュニケーション本部 本部長 竹安聡(たけやすさとし)、タイトル文字:事業活動と企業市民活動の両面からSDGsに貢献

当社は創業以来、「社会の公器として、事業を通じて社会の発展に貢献する」との経営理念を基軸に経営を進めてきました。現在でも脈々と受け継がれるこの考え方は、SDGsと非常に親和性が高いと思います。事業活動を通じてイノベーティブな商品やサービス、ソリューションを世の中に提供していくこと、またそのプロセスにおいて企業の社会的責任(CSR)を十分に認識し、様々なステークホルダーと適切に関わることによって、社会にポジティブなインパクトを与え社会課題の解決に貢献することは企業の使命です。また一方で、良き企業市民として会社と社員が手を携えて展開する社会貢献活動においてもSDGsの達成に貢献していくことができます。当社では、この企業市民活動の重点テーマをSDGsの一番目の目標である「貧困の解消」とし、新興国や途上国、先進国にも存在する様々な貧困や格差に向き合い、サスティナブルな社会づくりに寄与することを目指しています。

「貧困の解消」を目指す具体的な活動を継続

貧困の解消に向けた主要な取り組みの一つが「みんなでAKARIアクション」というプログラムです。2012~2018年に実施した世界の無電化地域に当社の再生エネルギーシステムであるソーラーランタンを届ける活動は、国連機関やNGO/NPOの皆さんとともに、目標の10万台を寄贈して完遂しました。このノウハウを活用し、また社外の方々からの寄付も募りながら活動を発展、継続させています。あかりを寄贈することで、無電化地域における教育や医療、女性の自立支援などに寄与しており、実際に貧困状態にあった生活が改善したという報告も受けています。また、2001年に立ち上げたNPO/NGOの組織基盤強化を応援する助成プログラムは、2018年から「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」と名称を改定し、貧困の解消に取り組む団体の持続的な活動を支援する制度として推進しています。

持続可能な社会をつくるのは人

さらに「持続可能な社会をつくるのは人である」との考え方のもと、人材育成支援活動にも力をいれており、子どもたちに当社の製品を貸し出して映像制作を体験してもらう「キッド・ウィットネス・ニュース」や、中学生を中心に職業観の醸成を支援する「私の行き方発見プログラム」などを提供しています。当社従業員に対しても社会課題への関心や解決意欲を高めるためのセミナーや講演会を実施、最近では社員食堂へ持続可能な漁業や養殖の認証を取得した水産物(サステナブル・シーフード)を導入することを通じて「海の豊かさを守る」取り組みも進めており、こうした活動によって従業員の日常の消費行動変革にもつなげていきたいと考えています。

企業市民活動を含め、ブランドコミュニケーションを総括する私たちは、当社のSDGsに関連する様々な取り組みを正しく世の中にご紹介し、社会と対話をしていくことが何より大切です。常に当社はどんな社会課題の解決に貢献できるのかを考え、また、一社だけでは解決が難しい課題に対しては多くのステークホルダーとグローバルに連携し、社会にムーブメントを起こすことも必要です。当社のブランドスローガンである「A Better Life, A Better World」を体現することで、SDGs達成への貢献を果たしていきたいと考えています。