パナソニック カロリー・栄養測定技術

カロリー測定に、あたらしいメニューを。

パナソニック カロリー・栄養測定技術

BACKGROUND

「食」の豊かな時代に合った
新しい食事管理を

外食やコンビニなどでよく目にする、カロリーや栄養素の表示。しかし、これらの成分を毎食管理するのはなかなか難しいものです。さらに家庭では、料理に使う食材ひとつひとつについて細かく調べなくてはならないうえに、食材の個体差や盛りつけ具合によっても微妙な差が出るため、目の前にある食事からその正確な数値を割り出すのは困難でした。世界には食事管理が必要な糖尿病の患者数が4億人以上と言われます。彼らの多くはその手間から、数値がわかるメニューばかりで栄養バランスが偏ったり、なかには食事の管理自体を諦めたりすることがあり、簡単で正確な方法が必要とされていました。

※2017年現在4億2,500万人。国際糖尿病連合調べ

糖尿病患者と予備軍の推計

日本では2016年、糖尿病患者が1,000万人を超えた(厚生労働省 国民健康・栄養調査より)

SOLUTION

カロリーと栄養素の測定を
スピーディーに

これらの課題を解決するカギは、果物の糖度測定にも使われる「近赤外光」でした。食品に触れることなく、カロリーのほか、脂質、たんぱく質、炭水化物といった栄養素を短時間で計測。食事管理の手間を大幅に軽減するだけでなく、成分表に記載のない食材や、オリジナルの料理でも測定が可能に。さらに、できあがった料理を測定することで、最適な量を調整でき、実用化すれば食事の自由と楽しさは格段に向上。この技術はパナソニックが取り組む「ゲームチェンジャー・カタパルト」のテーマにも選ばれ、国内外で試作機が展示された際には「今すぐほしい」という反響がありました。

「カロリエコ」試作機

実用化を目指す「カロリエコ」(※試作機)

近赤外光による測定のしくみ

食品に吸収された光量から、各成分を分析

PROSPECT

すべての方がよりよい
食生活を送れる社会へ

飲食業だけでなく、病院や介護施設、またアスリートなど、多くの方に興味を持っていただいているこの技術。今後は製品化に向けた研究を続けるとともに、食事のデータと履歴の見える化や、一日の栄養バランスを整えるレシピ提案など、新たな取り組みを進めていきます。調理家電で「食」のお手伝いをしてきたパナソニックは、食事管理を身近なものにすることで、より健康的で豊かな食生活を、すべての方にお届けしていきます。

「カロリエコ」使用イメージ

カロリーや栄養バランスをどこでも気軽に確認できる未来へ(※イメージ)

ゲームチェンジャー・カタパルト ロゴ

「ゲームチェンジャー・カタパルト」とは

2016年に始動した、パナソニック アプライアンス社で初の社員を対象とした新規事業公募制度。新たな領域へシフトする「ゲームチェンジ」をテーマに、複数の事業アイディアを募集・選考。選ばれたテーマは自社のリソースを最大限に活用しながら、プロトタイプ段階でも積極的に展示会等へ出展し、市場からの声を即座にフィードバック。イノベーションの創出を加速させ、カタパルトの名の通り、まさに空母から戦闘機が飛び立つような速度での「ゲームチェンジャー」の輩出を目指しています。

A Better Life, A Better World

「カロリエコを通じて食のパーソナライズを目指す」
二人三脚で開発に協力する栄養学の権威、そして開発担当者が抱く“未来像”を聞いた。