「居眠り運転ゼロ」のゴールを目指して。

パナソニック ドライバー眠気対策ソリューション

BACKGROUND

ドライバーに快適な
居眠り運転対策を

無理な追い越しや速度超過といった道路上で発生するさまざまなトラブル。そのなかでも長年、交通死亡事故の原因第一位を占めているのは居眠り運転などの「漫然運転」です。この事態を重く見た国も、運送事業社に対し対策機器の導入支援などを行ってきましたが、あくまでも長距離ドライバーを中心としたもので、まだ広く一般への普及には至っていません。しかも、これまでの居眠り運転対策は、装置を身に着け眠気を検知するものや、大音量や振動で起こすといったものがほとんど。これでは、ドライバーにとってストレスになるだけでなく、驚かせることで思わぬ事故につながってしまうおそれもありました。

交通死亡事故の原因グラフ

※警察庁交通局「平成29年上半期における交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況について」より

SOLUTION

個人差に左右されず
15分後の眠気を予測

そこでパナソニックは、セキュリティなどの分野で培った画像認識技術により、眠気が生じた際に表れるまばたきや表情の特徴を約1,800のパラメーターで分析。眠気表情の分析結果と照らし合わせることで、個人差に左右されず、正確な眠気レベルを推定する独自のAIを開発しました。これにより、本人さえ自覚のない浅い眠気まで検知することが可能に。さらに、眠気の進行と車内環境の関連にも着目。赤外線アレイセンサ「Grid-EYE(グリッドアイ)」と環境センサを組み合わせ、体からの放熱量が少ない(暖かく感じている)場合や車内が暗い場合、それぞれの要素が所定時間後の眠気にどの程度影響を与えるかを研究することで、15分後の眠気の「予測」までもが可能となりました。

※眠気表情の分析は、公益財団法人大原記念労働科学研究所との共同研究による
※放熱量や温冷感と眠気の分析は、千葉大学、奈良女子大学との共同研究による

センサとカメラを配したコクピット

運転者の表情や放熱量をセンサで検知

眠気の検知と予測の仕組み

眠気を5段階で判定し、15分後の推移を予測

PROSPECT

ストレスや感情を推定し
より上質なドライブへ

眠気を予測できることで、車内のさまざまな装置と連動し、眠くなる前にさりげなく自然な覚醒を促すことができます。例えば、空調で手や足をピンポイントで涼しくさせる、音響機器で音量から選曲までコントロールする、またどうしても眠気が深い場合は、カーナビで周辺の休憩場所を案内するといったことも考えられます。現在は、運転者や同乗者の快・不快などの感情も測定し、自動ブレーキタイミングの好みの学習に活かすなど、より上質なドライブを支援するシステムを開発中。パナソニックはこれからも、センシング技術にさらなる磨きをかけることで、クルマ社会の発展に貢献し続けます。

A Better Life, A Better World

"自動運転社会"の実現に向け、ドライバーをサポートする技術の躍進が目覚ましい。
新しい機能の搭載によって、人と車の関係はどのように変化していくのか。