蓄電池取引会NBSC(ナショナルバッテリーセールスチェーン)発足

NBSC第1回総会写真
昭和27年、NBSC第1回総会

NBSC発足のころ

蓄電池の市販は、戦後、主要資材が統制下にあった関係上、生産は少なく販売網などもなく弱体であった。事業の拡大には、販売網の整備拡充が不可欠であるとの判断から、長年ご愛顧をいただいていた全国の販売店の中から約70店を松下電器に招待することになった。
昭和26年(1951)7月、工場見学会を実施、有力ご販売店数店から「ナショナル蓄電池販売店会のような組織をつくり、ナショナル同志の結束と、全国地区別にお互いに市況を交換しあって、共存共栄の実を上げてはどうか」との動議が提案され、全員が賛成した。さっそく幹事が選出され、方針、規約が決まり、「N・B・S・C」と名称も決まった。
昭和27年、第1回NBSC総会を開催、市販ルートの基礎を固め、強い決意のもと、販売網の充実に向けて第一歩を踏みだした。

※社史史料の社名の表記は当時の名前で掲載しています。