社長あいさつ

お客様に寄り添い、
空気から、未来をつくる。

100年の技術を結集。
空気で社会課題を解決していく。

私たちは地球温暖化、少子高齢化による健康寿命の延伸や労働生産性の向上、サステナビリティー、Well-Beingといった社会課題に直面しています。さらに近年、感染症をきっかけにして世界的に空気に対する見方が大きく変わりました。

パナソニックグループでは100年にわたり空質と空調は別事業として運営してきましたが、これらの事業で培ってきた技術を融合させ新しいソリューションを生み出すことで、社会課題解決に貢献すべく、2021年10月に空質空調社を設立いたしました。
2つの組織が真に一体化し、社員一丸となることが重要だと考えています。

空質7要素の技術で、
最適な空間を実現する。

空質空調社のビジョンは「空気と水のテクノロジーで、健康で快適なくらしと社会を創造するグローバルトップクラスのプロフェッショナルカンパニー」と制定。これほど長いセンテンスとしたのは、誰もが理解できる、わかりやすいものにしたいという意図からです。
さらにブランドスローガンとして掲げた「空気から、未来を変える。」には、それぞれに歴史を重ねてきた空質、空調両事業の強みを融合して新たな一歩を踏み出し、社会とお客様に次の3つの価値を提供する、という決意を込めました。

1つめは省エネやCO2削減により、地球温暖化防止に貢献する『空気から、健やかな地球を。』です。2つめは菌やウイルス、アレルギー物質などの有害物質を抑制し、気持ちよく呼吸できるくらしを実現する『空気から、安心安全を。』の提供。そして3つめは『空気から、社会に活力を。』です。

1つめと2つめの課題提起については、社会の公器としての責務であり、自社のみならず他社との協業等も含めて取り組みを加速してまいります。3つめの課題は、我々の挑戦領域です。
少子高齢化、人口減少が進む日本の社会において、生産性向上は必要不可欠と言えます。そこで着目したのが、“働く人の活力を湧かせるような空気”です。たとえばオフィスであれば「職場に行くと、なぜか元気になる」と感じられる空気環境。他にも「リラックスしたい」など目的に合せた空気を再現したいと考えています。技術進化と「温度・湿度・清浄度・気流・除菌・脱臭・香り」の空質7要素をブレンドするソリューションで、最適な空間を提供することに全力を注ぎます。

商品からソリューションへ。市場環境の変化とお客様の声に応える

社会がますます複雑化・多様化するなか、市場環境も大きな変化を遂げつつあります。この変化の波に柔軟に対応しながら、企業としてお客様の課題を解決し、これまで以上に社会貢献できる存在に成長してまいります。

国内における中長期的な成長の戦略軸としては、エンジニアリング分野への事業拡大を計画しています。事業領域の広がりに伴い、社会や企業の課題に対してより高い次元でソリューションを提供できる企業を目指します。海外においては、地域ごとのマーケティング戦略が構築できる体制を整え、生活や文化、嗜好が異なる地域ごとに最適なご提案を行います。

そして、これらすべての事業活動の根底にあるのが、やはりお客様の声です。「常にお客様に寄り添い、お声をお聞きし、事業に生かす」、これを社員ひとりひとりが徹底していくこと。これにより、ブランドスローガンである「空気から、未来を変える。」の実現を私たちは全社一丸となり果たしてまいります。ぜひとも皆様のお声をお聞かせください。

空質空調社
社長
道浦正治社長のサインの画像

空質空調社オフィシャルSNS