西九州新幹線の開業に伴う陸の玄関口として誕生した新長崎駅ビル。地上13階、延べ床面積10万2千平方メートル。高層階（7～13階）には長崎マリオットホテル、中層階（5・6階）にオフィス、低層階（1～5階）に商業施設を配した複合型駅ビルです。
100年に一度の変革という長崎駅周辺開発事業のひとつで、新しい長崎のランドマークになる建物です。

新長崎駅ビルには、西部ガステクノソリューション株式会社が提供するエネルギーサービス（ES）が導入され、ガス式と電気式の高効率空調機器が採用されています。今回採用された当社製のガス式空調機器であるナチュラルチラーは、自然冷媒である「水」を利用することにより、特定フロンや代替フロンを使用せず、オゾン層破壊・地球温暖化に影響を与えない環境に配慮したシステムです。

株式会社東京ドーム様は、東京ドームや東京ドームシティ アトラクションズ（旧後楽園ゆうえんち）・後楽園ホール・ラクーア・東京ドームホテルなどの施設で構成される都市型総合エンターテイメントを展開・運営する企業です。日本を代表するアミューズメント施設として、1936年の開業以来、現在も様々な企画と施設で年間3,000万人以上の来場者を動員されています。

東京ドームの空調を一手に担う当社の吸収冷温水機は地下の巨大な機械室に1100RTが4基配備されています。4基を日替わりの組合わせでローテーション運転。リニューアル前は4基をフル稼働されていた所を、現在は夏場のピーク時でも3基運転でまかないます。
冷却水ポンプのインバータ化など省エネ施策を徹底され、現在では消費電力の約3割削減を達成されています。

阪神高速大和川線は、周辺道路の渋滞緩和のために2020年3月29日に開通。ほとんどが地下を走る高速道路で、そのトンネル内の換気に欠かせないジェットファン、電気集塵（しゅうじん）機、排風機をパナソニックは提供しています。

パナソニックの「次世代閉鎖型牛舎システム」は、従来の開放型とは違い、周囲を壁で囲った構造で、壁面に換気扇を設置。一方向に風を流すことで、牛舎内の空気環境を快適に保ち、搾乳量のアップに貢献します。