リーダーとして、一人一人を大切に 誰もが働きやすい職場を作りたい 空調機製造 リーダーとして、一人一人を大切に 誰もが働きやすい職場を作りたい 空調機製造

01.教わる立場から教える立場へ 01.教わる立場から教える立場へ

高校卒業後に新卒で入社したのですが、最初は正直、どんな内容の仕事で、何を作るのか、あまり把握ができていませんでした。また製造業は男性が多いというイメージを持っていたので「女性の私で大丈夫かな…」という心配な気持ちも少しありました。

しかしいざ入社してみると、多くの女性が活躍している環境でした。とても働きやすく、すぐに溶け込むことができて安心したことを覚えています。慣れない仕事で戸惑っている私を周りの先輩がフォローしてくれて、とても嬉しかったです。

入社5年目。電気空調業務用空調の室内機のパネルを製造するラインのリーダーを経験し、次は20人ほどで構成される新設ラインのリーダーを担当することになっています。教えてもらう立場から、教える立場になることで新たな挑戦も増えますが、その分充実した時間が過ごせています。

空調機製造 担当者の業務風景の写真

02.生産性を高めるための工夫を重ねる 02.生産性を高めるための工夫を重ねる

製品を量産する工程では、限られた時間の中で可能な限り多くの台数を組み立てることが求められます。私の役割は製品の開発担当者とやりとりをしながら、もっとも効率的に機能するラインを作り上げることでした。例えば工具の置き場所を手に取りやすく、使いやすいように配置したり、ライン内をなるべく少ない歩数で移動できるようにしたりという調整を重ねながら、生産性を上げる努力をしました。

試作からラインの設計に携わり、量産の段階では課題を抽出しながら改善を繰り返して、スムーズに作業が流れる仕組みができあがったときには、とても大きな達成感を味わうことができました。

空調機製造 担当者のカフェでの写真

03.アイデアを実行に移し働きやすい職場作りを 03.アイデアを実行に移し働きやすい職場作りを

職場のリーダーとして誰もが働きやすい環境をつくるというのが、これからの私の目標です。以前、作業ラインや荷台をピンクに塗り、職場のみんなが楽しく働ける雰囲気作りをしてみたことがあります。何気ない会話の中から出てきたアイデアでしたが、上長の後押しもあり、すぐに実行に移しました。この取り組みは周りからも好評で、工場を訪れた社長にも「おもしろい!」と褒めていただき、みんなが楽しく働ける職場を作ることへのやりがいを感じました。

ピンクに塗装した作業ラインや荷台

新しくこの会社で働く方にも、みんな仲良く、楽しみながら仕事ができる会社に「私がしたい!」と思っています。若い世代はまだ少ないのですが、私たちが協力して会社を引っ張っていく形を作っていけたらいいですね。
今までは仕事を教えてもらう側だった私たちが、これから入社してくる後輩にたくさんのことを教えていきたい。そしていずれは会社全体を引っ張っていけるような存在になりたいと思います。

吸収式冷凍機製造 担当者のカフェでの写真

※掲載内容は、2023年2月時点のものです。