産業デバイス事業部<大阪府 大東拠点>

大東拠点でフィールドエンジニアとして活躍中の中島さんに紹介いただきます。

写真:大東拠点入口前の中島さん

大東拠点は工場のロボットや旋盤機など、モノづくりの現場で使われるサーボモータの開発拠点です。その歴史は古く、1934年からモータ、1983年からサーボモータの製造を開始。以来、FA(ファクトリーオートメーション)事業の発展とともに拡大を続け、サーボモータ事業は今や当社のコア事業のひとつとして確かなポジションを築いています。また、パナソニックグループ他事業所からの異動社員や中途採用社員など、多様な経験を積んだ人材が多く所属しているのも大きな特徴です。

この拠点で開発しているもの

写真:展示されているサーボモータ

半導体製造装置や産業用ロボットなどFAに関わる装置に搭載され、加工や搬送、位置決めなどのモーションを担うキーデバイス、サーボモータを開発しています。その強みはオープンネットワーク系のインターフェースシステムを採用することで高い汎用性を担保し、世の中のあり方を変革するDXへのフレキシブルな対応が可能という点にあります。私たちのサーボモータはモノづくりの主戦場である中国をはじめ、世界中のお客様から大きな支持をいただいています。

アピールポイント

写真:打ち合わせをする中島さん

BtoB事業の醍醐味である「お客様と共に開発する」という風土が根づき、一人ひとりが能動的に深く携わることができる環境です。フィールドエンジニアはお客様である装置メーカーのエンジニアのお困り事について、顕在課題はもちろん潜在課題まで深耕。装置性能向上に向けた改善提案を積極的に推進し、お客様と共に技術力を高めています。また、社内開発のみならず、社外メーカーと協働して最適なソリューションを提案・提供するアクションも活発に行っています。

仕事や働き心地について聞いてみよう

写真:勤務中の中島さん

中島さん フィールドエンジニア (2017 年入社)

写真:木々の中を歩く中島さん

■Q. 仕事内容について教えてください

産業用モータのフィールドエンジニアとしてお客様の用途ヒアリング、最適な要件定義を経て、設計部門等と共に最適なシステムをご提案しています。導入フェーズにも積極的に関わり、不具合の調整や長期使用を踏まえた技術的な提案などのアフターフォローやアフターセールスも担当します。私たちが手がけるモータは産業分野を問わず様々な現場に導入されており、世界中がマーケット。私はトルコ、インド、東南アジア諸国の担当としてターゲット市場を定め、セールス活動を推進しています。

写真:打ち合わせ中の中島さん

■Q. 大東拠点で働く魅力を教えてください

サーボモータの特性上、メカからエレキ、制御、そしてネットワークまで幅広い技術に触れ、技術者として確かな成長を実感できるところです。また、国内のお客様のみならず、海外のお客様に対してもパナソニックの海外拠点と協力しながら提案・拡販を行うことができるのも大きな魅力です。コロナ禍以降、海外への出張は難しくなっていますが、オンラインなどを活用することで日本にいながら海外ビジネスに携わる醍醐味を感じられます。

写真:緑の上でくつろぐ中島さん

■Q. オフの過ごし方を教えてください

大東拠点にはフットサルサークルがあり、休日は会社のメンバーとフットサルを楽しんだりしています。練習や試合の後の食事会が楽しみで参加しているふしもありますね(笑)。今はコロナ禍で活動休止中ですが、オンラインで飲み会を行ったり、妻と一緒にゆっくりと映画を楽しみながら晩酌を楽しむことが多いですね。仕事を離れても充実した時間を過ごせているのがうれしいです。

写真:大東拠点と中島さん

■Q. メッセージをお願いします

私たちのサーボモータは半導体製造装置をはじめ、自動車工場や繊維工場、食品工場や自動倉庫など、モノづくりにおいて必要不可欠なものです。決して目立ちはしませんが、自分たちが手がける技術が世界中の産業の進歩を支えている自負は非常に大きいですし、確かなモチベーションに繋がっています。世界を舞台に仕事がしたい!世の中の進歩に貢献したい!という方にぜひチャレンジしていただきたいと思っています。