メカトロ二クス事業部<三重県 伊勢拠点>

伊勢拠点で設計開発者として活躍中の不動さんに紹介いただきます。

写真:伊勢拠点を紹介する不動さん

当社最大の敷地面積を誇る伊勢拠点は、リレー及びスイッチ組立専門工場として操業を開始。主力のリレー事業においては、メカニカルリレーから半導体リレーへと商品を拡充してきました。2003年にリレー事業に加えてスイッチや車載デバイス、車載システムを取り扱うメカトロデバイス事業を、2010年には携帯電話用基板間コネクタを主力とするコネクタ事業の展開をスタートし、商品づくり・モノづくり・環境づくり・ひとづくり「魅力創造伊勢」をコンセプトに、お客様に魅力ある商品とサービスをお届けしています。

この拠点で開発しているもの

写真:リレー・スイッチ・コネクタを紹介する不動さん

産業や車載、ICT市場向けにリレー・スイッチ・コネクタをはじめとする制御機器デバイスの開発製造を行っています。約20,000品番の製品を製造しており、そのラインナップの豊富さにお客様が驚くことも数多くあります。現在はヨーロッパや北米などの自動車メーカーからの引き合いが引きも切らない状況です。そうした現況を踏まえて、これまで進めてきたTier1サプライヤーや完成車メーカーいったお客様とともに開発を進めるスタイルをより推進していきたいと考えています。

アピールポイント

写真:廊下を歩く不動さん

メカトロニクス事業部のグローバルマザー工場として開発・生産技術・製造部門を擁し、開発初期段階の商品企画から製造まで、全部門の情報共有を迅速に行うことができます。それにより、高品質な商品を素早く市場に送り出すことができるのが大きな特長ですね。また、超微細部品加工技術などの高度な固有技術に支えられたモノづくりも積極的に推進。さらに、高品質な製品を作り続けるための技能人材育成にも力を入れ、グローバルトップレベルの技能者輩出を目指しています。

仕事や働き心地について聞いてみよう

写真:打ち合わせ中の不動さん

不動さん 設計開発 (2015 年入社)

写真:打ち合わせ中の不動さん

■Q. 仕事内容について教えてください

電気自動車に搭載される電池の大容量電流をON/OFFするEVリレーの開発を行っています。このデバイスは今後もグローバルで大きな成長が見込まれています。私は新たな技術を採り入れた新EVリレー開発プロジェクトの設計主担当として、各関連部門の方と協力しながら量産化に向け開発を進めています。具体的には、熱解析や磁場解析を元にした商品設計、試作・評価、想定通りの性能が得られるかの検証、そして得られたデータを基にした設計などに幅広く従事。研究から製造までを一貫して行えるメリットを活かして、お客様の要求を満たす設計を行う日々です。

写真:机に向かう不動さん

■Q. 伊勢拠点で働く魅力を教えてください

世界中で開発が進むEVに関わる事業ということもあり、ものすごいスピードで市場が成長しているのを感じます。そうした成長産業で自身の技術を活かせる日々はとてもエキサイティングですね。同時にスキルや知識が身についているという実感もあります。コストやリードタイムという制約の中で最高のモノづくりを行うという難題クリアするために、開発から生産現場まで、全員で知恵を絞り、アイデアを形にしていきます。開発初期段階から製造・量産に至るまで携われるからこそ身に付くスキルだと思います。近い将来、自分の開発した製品を積んだモビリティが街を走っていることを想像するととてもワクワクしますね。

写真:キャンプをする不動さん

■Q. オフの過ごし方を教えてください

伊勢工場に赴任して約2年が経ちます。自然と歴史の豊かな場所だと感じています。家族や大学の友人と話しをしていると「遊びに行きたい!」とかなりの確率で言われます。特に伊勢神宮にはみんな行きたがって、これまで友人を連れて何度訪れたかわかりません(笑)。車で少し走ればたくさんキャンプ場があるので、同僚としばしば松坂牛のBBQ を楽しんでいます。

写真:商品を手に話しをする不動さん

■Q. メッセージをお願いします

「モノを作る前に人をつくる」という松下幸之助創業者の言葉が社員全員に根づいており、しっかりと後輩の面倒を見る伝統が脈々と継承されています。皆がそうしたカルチャーの下で育ててもらった意識を持っているからこそ後輩にも同じように接し、次代を担う戦力を育てていこうという風土があります。このような環境の中で未来を支える商品をともに作っていきませんか?あなたに会えることを楽しみにしています。