CSR / Environment

 

CSR・環境

私たちは、人権・労働、安全衛生、環境保全、倫理、調達などの側面において変化する市場要請やステークホルダーの期待に応えCSR・環境活動を推進してまいります。​

 

CSR方針

私たちは、人権・労働、安全衛生、環境保全、倫理、調達などの側面において変化する市場要請やステークホルダーの期待に応え、パナソニックグループの経営理念に基づきCSR活動を推進することを事業存続の条件と考えます。各国法令の順守のみならず、グローバルな規格、規範、ガイドライン、各種イニシアティブを踏まえて活動します。​

私たちは、現在のCSR活動の重要課題を次の7分野と定めます。​

(1)人権・労働 (2)安全衛生 (3)環境 (4)倫理 (5)品質と製品安全​
(6)BCP・BCM (7)サプライチェーン​

継続的改善を図るためのCSRマネジメントシステムに基づき、事業部・事業場ごとにCSR体制を​構築し、CSR経営を実践します。その影響範囲は人材派遣会社、生産委託先、業務委託先などを含むサプライチェーン全体とし、一次購入先さまとの協力のもとデューデリジェンスを実施し、サプライチェーン全体でCSR活動を推進してまいります。​

Environmental
Activities

[環境活動]

 

環境方針

「より良い暮らし」と「持続可能な地球環境」を両立させるために、
多様なデバイステクノロジーで文明の発展を牽引し、
​お客様とともに、地球への環境負荷が限りなく小さい社会を実現します。

重点活動

  • 自社活動を含む当社サプライチェーン全体の脱炭素化を促進し、2030年自社のCO2排出量の実質ゼロ化と2050年全CO2排出量ゼロ化を目指します。
  • 当社のデバイス・材料をお使いいただくお客様の製品・サービスやソリューションの提供を通じ、社会の脱炭素化へ貢献します。
  • 製品のライフサイクルにわたる資源利用効率向上で、サーキュラーエコノミーの実現に貢献します。

継続活動

  • 廃棄物・有害化学物質を削減し、大気・水質・土壌・地下水等の環境汚染を予防し、地球環境と生態系の保護に努めます。
  • ステークホルダー、カスタマー、地域社会とのコミュニケーションを円滑にし、その要請・要求事項への的確な対応とCSR強化を図ります。
  • 事業活動に適用される法的その他要求事項を順守します。
  • 事業活動における環境パフォーマンスを向上させるように、環境マネジメントシステムの継続的改善を推進します。
  • グローバルに、環境人材の育成と環境管理体制の構築を図り、環境経営を実践します。

 

活動ハイライト

2030年までに生産活動におけるCO2排出実質ゼロを目指す​

工場からのCO2排出量を、徹底した省エネの推進と再生エネルギーの活用で削減し、モノづくりのカーボン・ニュートラルを実現します。​

 

省エネ
  • 生産設備の稼働ロスや歩留まりの改善
  • 環境影響の少ない設備の導入や置き換え
再エネ
  • 太陽光発電など、自社の再生エネルギー導入
  • 省エネ効果を原資とした再生エネルギー調達

 

商品性能の進化を通じて環境負荷の低減に貢献​

私たちが提供する幅広い商品群において、小型・軽量化や低損失・高耐久性を追求し、より環境負荷の少ない商品の開発・提供を積極的に推進します。​

 

小型・軽量化
  • 部材や輸送エネルギーなどを削減
  • 搭載製品の小型化に貢献
低損失・高耐久性
  • 買い替え頻度の低減で環境貢献
  • 部材や生産エネルギーの削減に寄与

 

 


産業用モータ

軽量化

前モデル比で2割減を達成

産業機械設備や産業用ロボットなどで使用されるACサーボモータ「MINAS A6」シリーズにおいて、業界最高クラスの高速・大トルクを実現しながら当社従来モデル比で重量2割減(750g)を達成しています。​

 


多層基板材料

高耐熱性

鉛フリーはんだ対応

ICTインフラ機器用の多層基板材料「MEGTRON®」シリーズは、高耐熱性を有し、従来のはんだに比べて融点が高い鉛フリーはんだにも対応しています。​

 

導電性高分子
コンデンサ

高温長寿命化

前モデル比で3倍に

導電性高分子アルミ電解コンデンサ「SP-Cap® JXシリーズ」は、当社従来品の3倍の高温長寿命化を実現。また、複数の積層セラミックコンデンサを本製品に置き換えることで、省スペース化による機器の小型化が可能です。

 

 

 

パナソニック インダストリーの環境活動​

地球温暖化防止

 

環境コミュニケーション

環境パフォーマンスデータ

 

Responsible
Minerals
Procurement

[責任ある鉱物調達]

人権侵害と鉱物問題はCSRにおける重大な課題の一つであり、私たちは明確な方針のもと、活動を推進しています。​

 

責任ある鉱物調達方針

私たちは、紛争地域諸国および高リスク国で児童労働などの人権侵害、劣悪な労働環境、環境破壊、汚職などのあらゆるリスクや不正に関わる組織の資金源となる恐れのあるスズ、タンタル、タングステン、金、コバルトなどの鉱物問題を重大な社会課題として懸念しています。社会的責任を果たすためサプライチェーン全体で責任ある鉱物調達を推進します。私たちはこの責任ある鉱物調達の取り組みを具体的に推進するために、下記の活動を行う方針です。​

  • OECDデュー・ディリジェンス・ガイダンスに基づき、責任ある鉱物調達のための社内管理体制およびマネジメントシステムを構築します。
  • 業界標準規格であるRMI(Responsible Minerals Initiative)の調査票を採用し、一次購入先さまのご協力のもと、サプライチェーンをさかのぼった調査、リスク評価を実施します。
  • リスクが特定された場合は、是正計画を策定し対策を実施します。
  • お客様をはじめとするステークホルダーからの要求や期待に応え、必要に応じ評価基準に基づき特定されたリスクおよび是正対策などを報告します。

 

パナソニックグループのCSR・環境活動