ラック形非常用放送設備のソフトウェア不具合に関するお詫びと無償バージョンアップのお知らせ

平素は弊社製品をご使用、ご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

​弊社が2014年7月から2025年6月まで製造したラック形非常用放送設備においてソフトウェアの不具合が判明しました。
具体的には、(a)停電の状況で、(b)発報放送^*1開始直後（1.7秒以内）に(c)特定のタイミングで火災放送スイッチを押下するという(a)(b)(c)条件が揃うケースで、火災放送^*2が再生されないという不具合です​。

下記の対象製品をご使用のお客様には、無償でソフトウェアのバージョンアップをさせていただきますので、誠にお手数をお掛けいたしますが、下記の弊社窓口までご連絡をいただきますようお願い申し上げます。​

なお、本不具合が発生してしまった場合、以下の方法で解消することができます。

【火災発生の場合】
・マイク放送をする：マイクスイッチをONにして、マイク放送し、マイクスイッチをOFFにすると、火災放送に移行します。
・非常復旧スイッチを押す：火災放送状態が解除され（ランプ消灯）、火災放送が可能な状態に復帰します。

【火災でなかった場合】
・非火災スイッチを押す：非火災放送へ移行し、火災放送が可能な状態に復帰します。

お客様には、ご迷惑とご心配をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。​何とぞ、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。