利用状況がスマホで分かる
TOMOREが描く、
快適な共有ランドリーのかたち
利用状況がスマホで分かる
TOMOREが描く、快適な共有ランドリーのかたち
| LAUNDROOM | | | TOMORE品川中延 | | | 2025.7 |
| LAUNDROOM | | | TOMORE品川中延 | | | 2025.7 |
INTERVIEW
 | 野村不動産株式会社 中北良佑 |
 | 野村不動産株式会社 金澤茉実 |
INTERVIEW
| 野村不動産株式会社 中北良佑 |
| 野村不動産株式会社 金澤茉実 |
OVERVIEW
TOMORE品川中延
所在地：〒142-0042 東京都品川区豊町6丁目25-17
URL：https://www.tomore.jp/tomore/shinagawa-nakanobu/
野村不動産が展開する新ブランド「TOMORE」の第一弾案件。約100平米の共用リビングと90平米のコワーキングスペースを備えた11階建て全135室のコリビング型賃貸で、職住両面で快適な一人暮らしを実現します。
OVERVIEW
TOMORE品川中延
所在地：〒142-0042 東京都品川区豊町6丁目25-17
URL：https://www.tomore.jp/tomore/shinagawa-nakanobu/
野村不動産が展開する新ブランド「TOMORE」の第一弾案件。約100平米の共用リビングと90平米のコワーキングスペースを備えた11階建て全135室のコリビング型賃貸で、職住両面で快適な一人暮らしを実現します。
「ひとり暮らしを、ひらく暮らしに。」——野村不動産が従来のシェアハウスや単身者向けマンションの枠を超えた「新しいひとり暮らし体験」を提案する、コリビング賃貸レジデンス「TOMORE」。その第一弾となる「TOMORE品川中延」が2025年2月に竣工されました。
浅草線中延駅から徒歩1分、11階建てのこの施設は、20～30代の単身者をターゲットとしており、働くための機能性を備えた約90平米のコワーキングスペース、ホテルライクで開放感に溢れる約100平米の共用リビングダイニングキッチンを完備。各居室はコンパクトながらも、トイレ、シャワー、洗面台等の水回りや収納スペースなど生活に必要なすべてを備えています。
「ひとり暮らしを、ひらく暮らしに。」——野村不動産が従来のシェアハウスや単身者向けマンションの枠を超えた「新しいひとり暮らし体験」を提案する、コリビング賃貸レジデンス「TOMORE」。その第一弾となる「TOMORE品川中延」が2025年2月に竣工されました。
浅草線中延駅から徒歩1分、11階建てのこの施設は、20～30代の単身者をターゲットとしており、働くための機能性を備えた約90平米のコワーキングスペース、ホテルライクで開放感に溢れる約100平米の共用リビングダイニングキッチンを完備。各居室はコンパクトながらも、トイレ、シャワー、洗面台等の水回りや収納スペースなど生活に必要なすべてを備えています。
▲1階のコワーキングスペース（右上）は明るい雰囲気を、7階のコリビングスペース（下）ではリラックスできる空間をそれぞれ演出している
最大の特徴が専属の運営スタッフ「コミュニティオーガナイザー」が共用空間に日中滞在している点。居住者との日々のコミュニケーションによる「居心地づくり」から、利用者同士の「交流づくり」、トークイベントやワークショップ等の「活動づくり」まで、オンラインとオフライン双方での緩やかで活発なコミュニティ形成を行います。
このような理想的な住環境の実現において、意外にも大きな課題となっていたのが共用洗濯機の利用方法でした。そこで導入されたのが、パナソニックの洗濯乾燥機シェアクラウド管理サービス『LAUNDROOM（ランドルーム）』です。従来の共用ランドリーとは一線を画すこのシステムについて、導入を担った中北さんと、施設管理を担当する金澤さんに話を聞きました。
▲1階のコワーキングスペース（右上）は明るい雰囲気を、7階のコリビングスペース（下）ではリラックスできる空間をそれぞれ演出している
最大の特徴が専属の運営スタッフ「コミュニティオーガナイザー」が共用空間に日中滞在している点。居住者との日々のコミュニケーションによる「居心地づくり」から、利用者同士の「交流づくり」、トークイベントやワークショップ等の「活動づくり」まで、オンラインとオフライン双方での緩やかで活発なコミュニティ形成を行います。
このような理想的な住環境の実現において、意外にも大きな課題となっていたのが共用洗濯機の利用方法でした。そこで導入されたのが、パナソニックの洗濯乾燥機シェアクラウド管理サービス『LAUNDROOM（ランドルーム）』です。従来の共用ランドリーとは一線を画すこのシステムについて、導入を担った中北さんと、施設管理を担当する金澤さんに話を聞きました。
導入前の課題と背景
シェア型賃貸住宅において、洗濯機の共用は避けて通れない課題です。「LAUNDROOM」の導入を担当した野村不動産の中北さんは、導入前の状況をこう振り返ります。
「シェア型賃貸住宅では、ランドリーが共有になるケースが多いのですが、洗濯しに行ったのに洗濯機が空いてない等、稼働状況がランドリーコーナーに行ってみないとわからないという課題がありました」
洗濯物を抱えて部屋を出たのに結局また戻ることになったり、空いているのを確認して洗濯物を取りに行ったらその間に他の入居者が使い始めているという状況は、日常生活における大きなストレス要因となっていたのです。
「このわずらわしさを解決する方法をずっと探していた中、パナソニック社の『LAUNDROOM』に出会いました」
導入前の課題と背景
シェア型賃貸住宅において、洗濯機の共用は避けて通れない課題です。「LAUNDROOM」の導入を担当した野村不動産の中北さんは、導入前の状況をこう振り返ります。
「シェア型賃貸住宅では、ランドリーが共有になるケースが多いのですが、洗濯しに行ったのに洗濯機が空いてない等、稼働状況がランドリーコーナーに行ってみないとわからないという課題がありました」
洗濯物を抱えて部屋を出たのに結局また戻ることになったり、空いているのを確認して洗濯物を取りに行ったらその間に他の入居者が使い始めているという状況は、日常生活における大きなストレス要因となっていたのです。
「このわずらわしさを解決する方法をずっと探していた中、パナソニック社の『LAUNDROOM』に出会いました」
▲インタビューにご協力いただいた野村不動産 住宅事業本部の中北良佑さん
▲インタビューにご協力いただいた野村不動産 住宅事業本部の中北良佑さん
なぜLAUNDROOMが選ばれたのか
『LAUNDROOM』はパナソニック製の最新ドラム式洗濯機をネットワークで接続、利用状況の通知をLINEで受け取ることができるクラウドサービスです。
シェアランドリーの課題解決を洗濯機のハードから考えると業務用のランドリーに行きつきます。業務用は大きく、価格も高額で、それを入居者に転嫁しようとすると負担も大きくなってしまいます。一方、ソフトから解決しようと考えた場合、新規開発した専用のアプリを洗濯機利用のためだけに入居者のスマホにダウンロードさせるのも抵抗があったと中北さんは言います。
「『LAUNDROOM』は通知に身近なLINEを使うなど、入り口がライトに考えられている。利用者に寄り添っていて、すごく使いやすいなと感じました」
このように中北さんはLINEでの通知機能を高く評価します。
野村不動産で「TOMORE」を新たに企画する際、ではハード面で「職住快適」を、ソフト面では「コミニティ」の提供をコンセプトにしたと言います。
コミュニティでは「つながる」「わくわく」「広がる」をキーワードとし、人と人とがつながってこれまで知らなかったことが体験できる、自身の活動の広がりを大事に。
職住快適では「居心地」「利便性」「先進性」がキーワード。こんなものもあるんだ、新しくて面白い、これまでになかった便利さを大事にすることになり、『LAUNDROOM』はまさにこのコンセプトにマッチしているとの評価を受け、これから展開していく「TOMORE」での導入が決まりました。
なぜLAUNDROOMが選ばれたのか
『LAUNDROOM』はパナソニック製の最新ドラム式洗濯機をネットワークで接続、利用状況の通知をLINEで受け取ることができるクラウドサービスです。
シェアランドリーの課題解決を洗濯機のハードから考えると業務用のランドリーに行きつきます。業務用は大きく、価格も高額で、それを入居者に転嫁しようとすると負担も大きくなってしまいます。一方、ソフトから解決しようと考えた場合、新規開発した専用のアプリを洗濯機利用のためだけに入居者のスマホにダウンロードさせるのも抵抗があったと中北さんは言います。
「『LAUNDROOM』は通知に身近なLINEを使うなど、入り口がライトに考えられている。利用者に寄り添っていて、すごく使いやすいなと感じました」
このように中北さんはLINEでの通知機能を高く評価します。
野村不動産で「TOMORE」を新たに企画する際、ではハード面で「職住快適」を、ソフト面では「コミニティ」の提供をコンセプトにしたと言います。
コミュニティでは「つながる」「わくわく」「広がる」をキーワードとし、人と人とがつながってこれまで知らなかったことが体験できる、自身の活動の広がりを大事に。
職住快適では「居心地」「利便性」「先進性」がキーワード。こんなものもあるんだ、新しくて面白い、これまでになかった便利さを大事にすることになり、『LAUNDROOM』はまさにこのコンセプトにマッチしているとの評価を受け、これから展開していく「TOMORE」での導入が決まりました。
LAUNDROOMの使い方と使用者の声
1Fのランドリールームにずらりと立ち並ぶ15台のパナソニック製最新の洗濯機。斜めドラム、ヒートポンプを備えたハイエンドモデルモデルを入居者は24時間自由に、しかも『LAUNDROOM』によって効率的に使用することができます。
LAUNDROOMの使い方と使用者の声
1Fのランドリールームにずらりと立ち並ぶ15台のパナソニック製最新の洗濯機。斜めドラム、ヒートポンプを備えたハイエンドモデルモデルを入居者は24時間自由に、しかも『LAUNDROOM』によって効率的に使用することができます。
▲シェアランドリーでは、パナソニック製のドラム式洗濯乾燥機を全15台（女性専用6台、男女兼用9台）設置
▲シェアランドリーでは、パナソニック製のドラム式洗濯乾燥機を全15台（女性専用6台、男女兼用9台）設置
▲ランドリールーム内にもQRコードが貼り出されており、読み取ればすぐに使用可能。使い方で不便を感じている利用者はいないとのこと
▲ランドリールーム内にもQRコードが貼り出されており、読み取ればすぐに使用可能。使い方で不便を感じている利用者はいないとのこと
▲縦型洗濯機＋電気乾燥機に比べ、ドラム式洗濯乾燥機は約90分の時短に。さらに乾燥機に移し替えの手間も必要ない
使用方法は非常にシンプルで、登録はQRコードを使って簡単に行えます。LINEのメニューから「空き状況・通知」ボタンをタップすると使用状況の機器一覧が表示。使用した洗濯機の番号の通知を「オン」にしておけば、洗濯終了の通知がLINEのトークに表示されます。
単身者の一人暮らしで、これだけのスペックの洗濯機を所有するのは難しいため、それだけでも『LAUNDROOM』のメリットはあると語る管理担当の金澤さんに利用者の声をまとめてもらいました。
「入居者約40名を対象に実施したアンケートでは『LINEの通知で稼働状況が確認でき、完了通知が受け取れるので便利』『混雑が少なく、使いたいときに使える』『洗濯機、乾燥機の性能が高い『ランドリーが【だれでも】と【女性専用】に分かれているので安心』といったコメントが寄せられました』
製品に対してのポジティブなコメントが多く、とくにこれまでシェア型賃貸住宅に住んだ経験のある方の方が強く『LAUNDROOM』の利便性を感じる傾向にあるとのこと。
一方で「終了後に通知はされるのですがそのまま放置されて、次の人が使いづらい」「【だれでもランドリー】は女性だと使いづらい」といったネガティブなコメントから新たな課題が明確になったので、今後女性用ランドリーの台数を見直すなどの改善に取り組んでいくそうです。
▲縦型洗濯機＋電気乾燥機に比べ、ドラム式洗濯乾燥機は約90分の時短に。さらに乾燥機に移し替えの手間も必要ない
使用方法は非常にシンプルで、登録はQRコードを使って簡単に行えます。LINEのメニューから「空き状況・通知」ボタンをタップすると使用状況の機器一覧が表示。使用した洗濯機の番号の通知を「オン」にしておけば、洗濯終了の通知がLINEのトークに表示されます。
単身者の一人暮らしで、これだけのスペックの洗濯機を所有するのは難しいため、それだけでも『LAUNDROOM』のメリットはあると語る管理担当の金澤さんに利用者の声をまとめてもらいました。
「入居者約40名を対象に実施したアンケートでは『LINEの通知で稼働状況が確認でき、完了通知が受け取れるので便利』『混雑が少なく、使いたいときに使える』『洗濯機、乾燥機の性能が高い『ランドリーが【だれでも】と【女性専用】に分かれているので安心』といったコメントが寄せられました』
製品に対してのポジティブなコメントが多く、とくにこれまでシェア型賃貸住宅に住んだ経験のある方の方が強く『LAUNDROOM』の利便性を感じる傾向にあるとのこと。
一方で「終了後に通知はされるのですがそのまま放置されて、次の人が使いづらい」「【だれでもランドリー】は女性だと使いづらい」といったネガティブなコメントから新たな課題が明確になったので、今後女性用ランドリーの台数を見直すなどの改善に取り組んでいくそうです。
▲中北さんとともにインタビューに協力いただいた、同住宅事業本部の金澤茉実さん
「節電・節水効果についてはデータを取り始めたところなので、どのくらいと現時点では明言はできませんが、確実に削減できていると感じます」と管理面のメリットを語る金澤さん。
『LAUNDROOM』では24時間対応の修理窓口も用意されているが、「皆さん、ルール守って使ってくださっているようです」と、導入から日が浅いこともあり、大きなトラブルが発生していない状況を維持できています。
▲中北さんとともにインタビューに協力いただいた、同住宅事業本部の金澤茉実さん
「節電・節水効果についてはデータを取り始めたところなので、どのくらいと現時点では明言はできませんが、確実に削減できていると感じます」と管理面のメリットを語る金澤さん。
『LAUNDROOM』では24時間対応の修理窓口も用意されているが、「皆さん、ルール守って使ってくださっているようです」と、導入から日が浅いこともあり、大きなトラブルが発生していない状況を維持できています。
今後の展望について
「シェア型住宅にはいいところがたくさんありますが、多少の我慢や不都合が生じる部分もあります。LAUNDROOMの力を借りることで、お客様に職住快適にお過ごしいただき、交流やコミュニケーションなどしっかりとシェア型住宅の楽しいところを享受いただける、新しい一人暮らしの体験ができることを達成していきたいですね」
今後の展望を語る中北さん。他の施設へ『LAUNDROOM』を展開していくにあたっては、導入する洗濯機の台数や管理の効率化、さらには料金面についても、適切なバランスに収斂させていく必要があると言います。
今後の展望について
「シェア型住宅にはいいところがたくさんありますが、多少の我慢や不都合が生じる部分もあります。LAUNDROOMの力を借りることで、お客様に職住快適にお過ごしいただき、交流やコミュニケーションなどしっかりとシェア型住宅の楽しいところを享受いただける、新しい一人暮らしの体験ができることを達成していきたいですね」
今後の展望を語る中北さん。他の施設へ『LAUNDROOM』を展開していくにあたっては、導入する洗濯機の台数や管理の効率化、さらには料金面についても、適切なバランスに収斂させていく必要があると言います。
▲入居者の住み心地を大切にしながら、経済的な合理性も両立させることが大切だと語る中北さんと金澤さん
現在、ワンルームマンションしかない一人暮らしに代わる、“新しい一人暮らし”の形を提案していく「TOMORE」。そのサービスを構成する重要な要素として『LAUNDROOM』が「TOMORE」の普及・発展を支えていきます。
▲入居者の住み心地を大切にしながら、経済的な合理性も両立させることが大切だと語る中北さんと金澤さん
現在、ワンルームマンションしかない一人暮らしに代わる、“新しい一人暮らし”の形を提案していく「TOMORE」。そのサービスを構成する重要な要素として『LAUNDROOM』が「TOMORE」の普及・発展を支えていきます。
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