製品について

Q.パナソニック製品の範囲はどこまでですか?

噴霧ユニット制御盤水電磁弁ユニット空気電磁弁ユニットになります。湿度センサー、配管、通信線、電源線等は施工会社様、商社様、代理店様手配になります。

Q.システムのそれぞれの製品はどのような役割ですか?

噴霧ユニットはミストを噴霧します。制御盤は湿度センサーの信号を受け、空気電磁弁ユニット、水電磁弁ユニットに弁の開け閉めの信号を送ります。空気電磁弁ユニット、水電磁弁ユニットは制御盤からの信号入力で弁を開閉し、噴霧ユニットへ空気・水の供給を行います。湿度センサーは設定した湿度条件で制御盤に信号を送ります。

Q.1噴霧ユニットあたりの噴霧量はどのくらいでしょうか?

1噴霧ユニットあたり、定格7.2kg/hの噴霧量になります。

Q.上水は使用可能ですか?

上水を使用した場合、ノズルや配管内にスケールが付着し たり、スケールが白い粉となって噴霧されるため使用でき ません。純水またはRO水をお使い下さい。

Q.噴霧方向は現場で変更できますか?

噴霧部に専用の封止キャップと部材を取り付けることで噴霧方向の変更が可能です。

Q.クリーンルームでも使用できますか?

弊社としてはクリーンルームでも周りを濡らさず加湿ができるものと考えておりますが、クリーンルームの要求レベルに依存するのと蒸発気化して消えるミストはダストではないとご判断いただく必要があるなど、ご利用にあたってはお客様側にて利用の可否を決定頂く必要があります。

施工について

Q:施工はどこが行いますか?

メーカー指定の施工会社はありません。加湿システムを施工する際に必要となる工事資格*を有している施工会社であれば施工が可能です。※必要資格:管工事、電気工事

Q:空気電磁弁ユニットに供給するエア圧はどのくらいになりますか?

0.36 ~ 0.6MPaの圧力が必要になります。また、結露がなく、フィルタなどで不純物を除去することが条件となります。

Q:水電磁弁ユニットに供給する水圧はどのくらいになりますか?

0.6 ~ 0.8MPaが必要になります。

Q:使用する空気・水の配管に指定はありますか? 

水配管はSUS、塩ビ管(樹脂管)、アルミ樹脂複合管を推奨しております。空気配管は、SUS、アルミ樹脂複合管を推奨しております。

Q:電磁弁ユニットから噴霧ユニットまでの最大配管長はどのくらいですか?

配管長は最大で50m以内になります。

Q:推奨湿度センサーから制御盤までの配線距離に条件はありますか?

100m以下になります。

Q:噴霧ユニットの設置はどの間隔で設置しますか?

噴霧ユニット間は5m程度を基準に設置をしてください。

Q:空調機に組み込むことはできますか?

工場空間内に直接噴霧することを想定しています。空調ダクト内に噴霧する場合は、空調機との連携制御を行うことはできません。

メンテナンスについて

Q.消耗品にはどのようなものがありますか?

PLCのバッテリーと避雷器(SPD)が2年毎の定期交換と なります。

Q:メーカーメンテナンスの契約はありますか?

メーカー指定の保守契約先はありません。加湿システムの施工を行った施工会社とご相談下さい。

品質について

Q:製品保証はありますか?

納入後1年間の製品保証があります。

その他

Q:イオナイザーとの併用は可能ですか?

可能です。加湿は静電気が発生しにくい空間をつくるため、静電気の発生を抑制する対策になりますミスト噴霧により、空間全体を静電気が発生しにくい状態(加湿)にし、静電気の発生箇所を対処(イオナイザー)することで高い静電気対策となります。

Q:イオナイザーを併用した場合の注意事項はありますか?

イオナイザーの製品仕様で相対湿度の範囲が定まっており、その湿度範囲内で加湿していただく必要があります。また、イオナイザーの直近でミストを噴霧すると、静電気の除電がしにくくなる場合があるため、適切な距離をお取りください。

Q.導入検討時にどのようなサポートがありますか?

WEBサイトのお問い合わせからご連絡ください。静電気対策を行いたい場所の外気条件、環境条件、空間サイズ等を元に必要加湿量のシミュレーション、加湿システムのレイアウト図の作成、光熱費シミュレーションを行います。詳細提案が必要な場合は現場調査実施後、レイアウト図等の作成を行いますので、お気軽にお問い合わせください。

Q.補助金は利用可能ですか?

利用可能な補助金は時期によって異なりますので、代理店 もしくは弊社へお問い合わせください

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