結晶を作って観察してみよう!

すごい結晶はできたかな?
どうして結晶ができるか解説(かいせつ)するよ!

どうして?  結晶が時間がたつにつれて変化していく様子は、観察できたかな? 物質(ぶっしつ)が水にまざって、どこも同じ濃さになる時の液体(えきたい)を水溶液というよ。そしてこれ以上とけない量がとけている水溶液を飽和(ほうわ)水溶液というんだよ。 とける限度(げんど)の量は物質によってちがうんだ。  実験で尿素をとかした飽和水溶液にコーヒーフィルターの紙をつけておくと、液はコーヒーフィルターにしみこんでいく。その時しみこんだ液の表面から水分だけが蒸発(じょうはつ)していき、とけていた物質がとけていられなくなり、結晶になってあらわれるんだよ。 水性カラーペンで色をぬったところには、同じ色の結晶ができるね。  結晶を作るには今回の実験のように水溶液の水を蒸発させて作る方法のほかに、水溶液の温度を下げる方法があるよ。その場合は水の温度を上げてたくさんとかされた物質が、冷やされるととけきらなくなり結晶としてあらわれるんだ。その方法で作るときは、温度が高くなるにつれてとける量が多くなる物質を使うと結晶を作りやすいよ。   ミョウバンの結晶でかざりを作ろう! 好きな形や色のモールで、きれいなかざりを作ってね! ①わりばしにもめん糸で、モールをつるします。 ②コップにミョウバン100g(焼きミョウバンは50g)と60℃くらいのお湯200ミリリットルを入れ、よくかきまぜます。 溶液にモールを入れると、冷えた後にミョウバンの結晶がつきます。
どうしてこうなったか?わかったかな?では、次の実験にチャレンジしてみよう!