秋津療育園 様の外観 秋津療育園 様の外観

施設の省エネルギー化とBCP対応で、持続可能な福祉と医療の提供を。家庭の延長としての一生を過ごせる場所を実現する。

社会福祉法人 天童会 秋津療育園 様

所在地:東京都東村山市青葉町3丁目31-1
ホームページ:http://www.tendoukai.net/index2.html

秋津療育園 様の外観

社会福祉法人 天童会 秋津療育園様は児童福祉法に基づく医療型障害児入所施設及び障害者総合支援法に基づく療養介護事業を行う施設で、その対象は重症心身障害児者の方々です。

昭和33年、「福祉の谷間」に置かれた重複障害児のための「楽園の建設」を願った草野熊吉氏によって開設されました。ご利用者様一人ひとりに見合ったきめ細やかな療育を提供し、家庭の延長として一生を過ごせる場所として長きにわたり多くのご利用者様の生活を支えられています。

秋津療育園入口
創設者 草野熊吉氏/草野照子氏
療育園内受付の様子
療育園内風景

最重要課題は、非常時も病棟へ電気を供給すること

秋津療育園様では、2011年に発生した東日本大震災や、震災後の電力供給不足への対策として実施された計画停電の経験から、BCP対応強化に取り組まれています。

ご利用者様の中には呼吸管理や経管栄養等の医療ケアを常時必要とされる方もいらっしゃることから、非常時にも病棟へ電気を供給しご利用者様の命と生活を守ることを重要視されています。

コージェネレーションシステムの導入で廃熱を有効活用

2013年には、元々個別で導入されていた非常用電源と、吸収式冷凍機をリニューアルするタイミングで、コージェネレーションシステムを導入。
吸収式冷凍機は、故障時の対応が早くメンテナンス対応に安心感があるとの理由から、引き続き当社製品をご採用いただきました。

コージェネレーションシステムに廃熱利用が可能な吸収式冷凍機を組み合わせることで、発電機で発生した熱を吸収式冷凍機で有効活用が可能です。低電力で夏場の冷房や冬場の暖房の運転に関わる費用の削減を実現されています。

BCP対応強化と省エネルギー化で、より安心安全な施設運営を

コージェネレーションシステムと吸収式冷凍機の組み合わせにより、BCP対応と省エネルギー化の両方を実現し、持続可能な福祉と医療の提供体制を強化。

電力不足が課題となる昨今の状況下においても、ご利用者の皆様が安心して日常生活を過ごすことのできる環境を提供し続けています。

園内施設の空調を行う吸収式冷凍機
園内施設の空調を行う吸収式冷凍機
屋上に設置された発電設備

納入機器

機器名称

品番

納入数

超省エネルギーWE型ジェネリンク

QAG-WE200FG

1基

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