魅力的な職場環境であればこそ、人材力が⾼まる
社員インタビュー No.10
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 マーケティング本部 首都圏特機営業部 東京電設営業所 電設営業五課
塩澤 佑介
首都圏でのLED照明営業の舞台裏
首都圏におけるLED照明の法人営業が私の仕事です。ビルなどの電気設備としてLED照明を納める仕事で、主なお客様は、いわゆるゼネコン各社のもとで動く電気設備系のサブコンと呼ばれる企業です。対面する業界が建設業界、しかも社会インフラの整備を担うゼネコンが深く関わることから、仕事には常に緊張感があります。時にはヘルメットをかぶって深夜の建設現場に赴くこともあり、多くの方が思い描くパナソニックの仕事のイメージとは掛け離れた仕事かもしれません。
パナソニックの徹底した品質管理と営業戦略の真髄
そうした中で、パナソニックの強みを感じるのは、品質へのこだわりと圧倒的な営業力です。10年以上前の照明器具の不具合までしっかりと記録され、容易に履歴を追うことができます。営業力の⾯では、私のようなサブコン向けの営業もいれば、ビルのオーナーなどの施主向けの営業もいます。全⽅位で盤⽯な営業体制を敷いている点は、当社の優位性だと思います。
営業所のメンバーが、育児休業の取得を後押ししてくれた
エレクトリックワークス社では入社10年目を迎え、職場で私はベテラン社員として見られています。子どもが生まれる時は、1.5か月ほど有給休暇をとらせていただきました。育児休業制度を利⽤することもできたのですが、有給休暇が多く残っていたため、そちらを使いました。これだけ長い休暇をとることには前例がなく、チャレンジングな取組ではありましたが、先輩社員である私が⼀歩踏み出さないと、後進の若い社員が育児休業を取得しにくいのではないかという思いもあり、決断しました。初めての試みでもあり引き継ぎも試⾏錯誤しながらではありましたが、営業所のメンバーが協力し、上司を含め、前向きに捉えていただけたことは本当にうれしく思います。
育児休業の経験で得た持続可能な職場環境の重要性
長期の育児休業をとってから、仕事に対する自分自身の考え方も少し変わった気がします。育児の時間を確保するために効率よく仕事するようになったほか、長期的な視点で物事を見るようにもなったと思います。育児休業の取得を快く受け入れられる職場であることは、特に人口の減少が進む国内では重要なことです。魅力的な職場であることは、若手社員を繋ぎとめる、また外部からも人が集まることにより、長い目で見れば高い人材力が発揮できると思います。今後は、環境に配慮した長期目線での商品企画にも携わってみたいと考えています。子ども世代の未来のため、私の夢も広がります。
⼈事施策ポイント解説「男性育休取得」
パナソニックでは、ライフステージに合わせた働き方の支援策として、男性育休取得率100%に向けた取り組みを推進しています。
2023年より厚生労働省が推進する「イクメン企業宣⾔」に賛同し、社員が子育てに関する情報交換ができるコミュニティを形成するなど、男性育休の文化が定着しやすい環境づくりに力を注いでいます。男性が育休を積極的に活用することで、お互いを認め⽀え合う風土づくりや効率的な働き方の促進につなげていきたいと考えています。