エンジニアインタビュー

モノづくりの現場は、毎日が進化の連続です。エンジニアたちは、技術力や課題設定・解決力、そして、先輩、仲間たちのサポートによって将来を見通した課題・目標を明らかにし、コスト・品質・効率性に優れた解決策を実践しています。まさにやりがいにあふれた毎日です。テクノロジーの進化を、モノづくりソリューションにつなげていくスペシャリストたちのナマの声を集めました。

ソフト

井上 圭 2015年度入社(キャリア)

井上 圭
2015年度入社(キャリア)

「MESの導入を完遂した工場で高評価を得てリピート指名ゲット」

私は、工場の生産ライン向け製造実行システム(通称「MES」)の開発・導入を行っています。人や設備がモノを製造するのは当たり前ですが、近年は、モノの品質を保証して出荷するために、生産時のデータをモノづくりのエビデンスとして残すことが必須となってきています。また現場では、人が判断することに手間がかかったり、困難な場合があり、それをシステムで判断して指示するといった製造の補助が必要な場面があります。MESは、そういった作業指示や、モノづくりのエビデンスとなる設備からのデータ収集を行うことで、モノづくりに貢献しています。MESには、それ以外にも多くの役割があり、工場のモノづくりを革新できる可能性を秘めています。お客様と一体となってそういった工場の発展に挑戦していけることが、この仕事の醍醐味です。

入社から2か月程経過した頃、まだ右も左も分からない状態でしたが、ある工場にMESを導入するプロジェクトのリーダーを任されました。その工場にMESを導入するのは初めて、お客様との接点もありませんでした。さらに、過去のMESでは実績のない高難度の機能の導入にも挑戦することとなり、毎日必死に取り組みました。
途中、何度も行き詰まることもありましたが、同じ課のメンバー、設備担当メンバーに相談し、協力を得ることで何とか乗り切り、無事に導入を完遂できました。導入したMESは、お客様から高評価をいただき、次のラインも任せてもらえる事になりました。
この経験を通じて、どんな仕事でも諦めずに真摯に取り組む事こと、困った時は周りを巻き込むことの大切さを学ぶことができました。

「過去に培ってきたスキルを最大限に活かして貢献できる」

前職からの経験でIT技術と設備制御技術を保有していたため、その両方を活かせる会社を探していました。
どちらかを求めている会社は多々ありましたが、両方を求めているような会社には中々巡り合う事ができませんでした。そんな中、当社の求人に出会い、正に私の保有しているスキルと一致している!と感じて早速応募しました。そして面接の機会を得て、面接官(現在の上司)に話を聞いたのですが、自身のスキルをパナソニックの最先端のモノづくり現場で活かすことができ、貢献できるという所は大変魅力的でした。また、その面接官がかなりの有識者で、相当の技術を保有しており、この人の下で働くことで自身のスキルも更に向上できると感じたことも決め手の一つでした。

就職活動は、まず自分自身をしっかり分析し、やりたいこと・強みをできるだけ具体的にすることが大切だと思います。面接の機会を得たら、ブレずにそれをしっかりアピールするだけです。もしそれがマッチングしない状態で入社してしまうと、自分自身も会社もお互い後悔することになりかねません。
また、応募する会社に興味を持ち、何を強みにしているかなど、しっかりと研究してください。その会社で自分が活躍している姿を想像できるかも重要なことです。

山本 力也 2015年度入社

山本 力也
2015年度入社

「日々成長を感じることができる」

現在、私は工場生産管理システムや倉庫管理システムの開発業務に携わっています。具体的には、生産設備からのデータ収集、生産情報の見える化、出荷状況の管理等のアプリケーション開発を行っています。

業務ではモノづくり全体を把握し、設計から開発・テストへと進めていかなければならず、幅広い知識が必要であることに大変さを感じていますが、多くの技術や人との関りが持て、日々成長をできる面白さも感じています。
業務範囲が広がることで、自分の成長を実感することが出来ることで、モチベーションも高まります。

入社した当初は、規模の小さいアプリケーションの開発を担当していましたが、初めての業務で知識も技術も知らないことが多く、たくさん調べたり、先輩方に助けてもらいながら、苦労して開発したことを覚えています。その中で『苦労しながらも諦めずに取り組むこと』が成長に繋がっていると思いました。今ではプロジェクトの設計からお客様への納品まで一貫して担当しています!

「モノづくりを通して多くの人に貢献できる」

私が当社を選んだ理由は、モノづくりを通して多くの人に貢献できる会社だと思ったからです。当社が開発している生産設備や生産管理システムは、モノづくりの上流工程で活躍します。自分が開発したシステムで生産したものが製品になり、お客様の所へ届き役立つことができる。ここに魅力を感じました。

また『パナソニック』ということで国内だけでなく、世界中で活躍でき、最先端の技術力に触れる機会があると思ったことも決め手の一つでした。

就職活動で大切なことは、自分が働きたいと思える会社かどうかを見極めることだと思います。
その為にはまず、自分が会社に何を求めるかをはっきりさせること、そして気になった会社については調べ、そこでどのように成長していきたいかを考えることが、自分にあった会社を見つける手段ではないかと思います。

森元 亮太 2017年度入社

森元 亮太
2017年度入社

「大規模なソフトウェア開発の一端を担える喜び」

パソコンやスマートフォン、その他多くの電子機器内にはプリント基板が内蔵されています。私が所属しているSF設備制御ソフト開発課では、プリント基板に大小さまざまなパーツを精密かつ高速に装着する「実装機」という設備を制御するソフトウェアを開発しています。
私たちは実装機の装着精度や動作速度の向上、エンドユーザーの多様な生産形態に合わせた新たな機能の開発を行う為に日々開発に勤しんでいます。
私たちの生活に欠かすことのできない電子機器生産の一端を担い、世界No.1のモノづくりに貢献しているという充実感こそがこの仕事の醍醐味であると考えます。

実装機の制御ソフトウェアはその多彩な機能、高速かつ高精度な動作を実現するという性質上、非常に大規模なプログラムとなっており、たった数行のコードを書き換える作業でも、どの機能まで影響が及ぶか綿密な調査が必要となり非常に時間がかかります。
大規模なプログラムですので、開発に携わる上でそれを理解する力も当然必要となってきます。
しかし、自分の力だけではどうにもならないこともあります。未だ未熟な私は、先輩や上司に助けを求め解決していくことで、何とか作業を行っているのが現状です。ですがそれを達成した時、ほんの少しであってもこの大規模なソフトウェア開発の一端を担うことができたのだという達成感と、技術者として少しでも成長できたという充実感があります。

「自らが大きく成長できる会社」

私は学生時代にロボット開発を行っていました。
就職活動中、会社を選ぶポイントとして重きを置いたのが「様々な分野のソフトウェアを開発することができる環境」という点でした。就職活動中に当社のホームページやパンフレットを見て、これまで全く触れたことが無い分野のソフトウェアを数多く開発していると知り、ここであれば自分はもっと新たなことに挑戦でき、ゆくゆくは高い技術力を持ったエンジニアになれるのではないかと思って応募しました。
また、仕事内容に加え、充実した研修制度も魅力の一つでした。
プログラミング経験の浅い人でもソフトウェア開発に必要な研修を受けることで、業務に必要な技術を習得することができます。
導入部分だけでなく、自らが伸張したいスキルについても上司と相談のうえ研修受講することができ、自身のスキルアップをはかる機械や環境が整っています。

就職活動は辛く大変ですが、様々な企業のことを知れる貴重な機会です。まだ見たことがない職種が天職の可能性だって大いにあるわけですから、まずは情報収集。そして情報をよく整理し、気になった会社に自分を売り込んでみてください。皆さんを必要としている会社がきっとあります。
その過程で当社に興味をもち、世界のモノづくりを支えたいと思ったならば一緒に働きましょう!