リサイクルにも種類がある
     
ゴミをへらすためにかぎりある資源(しげん)を何度も繰(く)り返し使うことをリサイクルって呼(よ)ぶんだけれど、正確(せいかく)に言うとやり方によって「リユース」と「リサイクル」に分かれるんだ。一体、どんな違(ちが)いがあるんだろうね。

「リユース」っていうのは、飲み終わった後のビールびんや牛乳瓶(ぎゅうにゅうびん)を洗(あら)って、壊(こわ)さずにそのままの形でもう一度使うこと。瓶の種類によっては、そうやって何度も何度も繰り返し使うことができる。壊れた家具や電気製品(でんきせいひん)を修理(しゅうり)して使うことも大切な「リユース」なんだよ。「リサイクル」っていうのは、缶(かん)や古い紙を原料にして新しい物に作り返すこと。ジュースなどが入っていたペットボトルから服ができたり、元の形とは全然違う製品ができることも多いんだよ。