環境基本方針

当社は創業以来、健全な社会発展に貢献することを経営理念とし、1970年代より公害対策に取り組んできました。そして、1991年6月5日には「環境宣言」を発信し、社会の公器として地球環境問題に取り組む姿勢を社会に示すとともに、地球温暖化防止や資源循環など、持続可能で安心・安全な社会を目指した取り組みを進めてきました。
2013年度に当社グループは、お客様一人ひとりにとっての「より良いくらし」の実現を目指す新ブランドスローガン「A Better Life, A Better World」を制定し、それを実現する重要な要素の一つとして環境の取り組みを推進しています。生産活動では、徹底した省エネ施策をグローバル全工場で実施し、生産活動におけるCO2排出量の削減を進めています。また、資源を有効活用する「循環型モノづくり」の追求を目指しています。サプライヤー様と共同して、使用済み家電製品から発生する鉄スクラップをリサイクル、再び当社グループの製品材料の鋼板として使用する再生鉄の資源循環取引スキームを構築しているのが、その事例です。
同時に商品使用時においてもCO2削減を徹底するため、当社独自の指標「CO2削減貢献量」を導入しています。これまで当社は、主要民生製品の省エネ設計によって使用時の電力量を低減することで、直接的なCO2排出削減に貢献した量を、「CO2削減貢献量」として開示してきました。一方で現在では、住宅や車載、BtoBソリューション分野の事業拡大に取り組んでいます。このため、当社の製品が最終的に他社の完成品やサービスに組み込まれ、その省エネ性能を支える機会も多くなっています。そこで、これらの事業分野におけるCO2削減効果を「間接的な削減貢献量」と位置づけ、2014年度実績から新たに開示いたします。
さらに当社は、地球環境負荷の低減により、持続可能な社会への転換を加速する商品・サービスを「戦略GP(グリーンプロダクツ)」、その中でも業界トップレベルの環境性能を持つ商品を「スーパーGP」と定義。その普及を促進することで、さらなるCO2排出量削減への貢献を目指しています。

環境基本方針

環境基本方針

当社の従業員一人ひとりがこの環境基本方針に則し、環境課題へ取り組んでいくとともに、技術を強みに環境価値を創出することで当社自身もまた生成発展する姿を目指しています。そのためには、パートナー様をはじめ、社会の皆様のご理解・ご賛同が不可欠です。皆様から共感をいただけるよう、今後も環境経営に真摯に取り組んでいきます。

環境行動計画「グリーンプラン2018」

当社は、2001年に策定した「グリーンプラン2010」の完遂を受け、2010年に「グリーンプラン2018」を策定し、2018年度の当社が達成すべき目標とそのための行動を明確にしました。そして2013年に新たに定めた環境行動指針を受け、「グリーンプラン2018」の改定を行いました。
「グリーンプラン2018」では、CO2削減、資源循環を中心に、水、化学物質、生物多様性という5つの分野での取り組みを推進しています。
CO2削減においては、社会全体におけるCO2排出総量ピークアウトの早期実現へ貢献すべく、自社のCO2削減努力を示す指標「CO2削減貢献量」の最大化に注力しています。資源循環においては、「再生資源利用率」「工場廃棄物リサイクル率」の向上を推進し、「資源循環商品」のさらなる創出に取り組むなど、循環型モノづくりの具現化を進めています。また、環境配慮商品・事業については、従来の生活家電分野での強みを継承しながら、活動範囲をBtoB事業の商品・サービス・ソリューションまで拡大し、お客様の環境価値を創出する商品・サービスを提供していきます。そして、社会へのよりよい影響を広げていくために、パナソニック一社だけでなく、サプライチェーン全体にわたって様々なパートナー様と連携を深め、環境取り組みを加速していきます。
2018年度の目標達成に向け、この環境行動計画を着実に実践していきます。

環境行動計画「グリーンプラン2018」

環境行動計画「グリーンプラン2018」

「グリーンプラン2018」の数字目標に対する2014年度実績は下記の通りです。

グリーンプラン2018の数字目標と実績

グリーンプラン2018の数字目標と実績

※1 CO2削減貢献量とは、2005年度から商品の省エネ性能と生産効率の改善がないと仮定した場合の想定排出量から実際の排出量を差し引いた量に、創エネ商品の発電によるCO2削減見合いを加えたもの。「4,700万トン」の対象は「直接的な削減貢献量」であり、「商品」は主要民生製品を指す
※2 「当社住宅の断熱性能向上による、空調負荷の削減効果」「当社の省エネ型コンプレッサやモータを搭載した、他社製品による省エネ効果」「当社車載電池を搭載する電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車(HV)による燃費改善効果」による削減貢献量
※3 物流のCO2排出量重量原単位=物流CO2排出量÷物流重量
※4 再生資源利用率=投入再生資源量÷投入資源量
※5 工場廃棄物リサイクル率=再資源化量÷(再資源化量+最終処分量)
※6 2009年から2014年度の累計。2014年度単年度の実績は41万8,000人