在留カード認識ライブラリーとは
在留カードの読み取りに特化したOCRソフト用の開発ツールキット(SDK)です。
活用イメージ
本製品をお客様システムに組み込み開発していただくことで
お客様独自のOCRソフトを開発可能です
活用できるOCRソフト例
以下のような用途でご活用いただけます
お客様のご要望に合わせたアプリ開発も行っています
AIでホログラムや地紋に対応
当社独自のAI-OCR技術により、在留カード独特のホログラムや地紋の上からでも
高精度な文字認識が可能です。
CPU環境でも
AI-OCRを高速稼働
従来は高スペックなGPU環境が必要だった
高速AI-OCR処理にCPU環境で
対応可能です。
インフラコストを
年間40%削減
高価なGPU環境が不要となるので、
インフラ設備のコストを
年間約40%削減可能です。
画像補正でさまざまな状態の画像を読み取り
手持ちで撮影された画像
台形状に歪んだ画像
背景が複雑な画像
カードが小さく映った画像
(スマホ縦向き撮影画像)
当社独自のAI-OCR技術により、撮影状況やカメラスペックで状態が異なる画像を補正することが可能です。
補正処理をしたうえでOCR処理することで、文字の認識精度を高めます。
ICチップ読み出し画像をOCR
お客様の機器などでICチップ内から読みだした画像の印字項目を
OCR処理することができます。
券面のOCR結果と突合し偽造カード対策に活用可能
ICチップ画像は出入国在留管理庁が提供するアプリで表示できる画像と同じ内容です。改ざんされづらいICチップ画像と券面のOCR処理結果を突合することで、記載内容の整合性をチェック。偽造カード対策に活用できます※2。
※1 ICチップ画像の読み出しは別途お客様の機器などでご対応いただく必要がございます。
※2 突合するシステムは別途お客さまでご用意いただく必要がございます。
その他の特長
画像のマスキング
任意の複数個所を自動でマスキング処理して保存可能です。
個人情報保護に配慮したセキュアな画像管理を支援します。
WindowsとLinuxに対応
さまざまな構成でご利用いただけます。またWindows版のAPIは「.NET」に対応。開発工数削減に貢献します。
※ 在留カードのサンプル画像はhttps://www.moj.go.jp/isa/policies/policies/rcc-support.html をもとに
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社作成。
よくある質問
AI-OCRを使用するのにインターネット接続は必要ですか?
インターネットの接続は必要ありません。オンプレミスの環境(ローカル環境)でOCR処理が可能です。
AI-OCRが可能とのことですが、クラウドを利用するのでしょうか?
クラウドは利用せず、オンプレミスの環境(ローカル環境)でAI-OCR処理が可能です。
仮想サーバーで使えますか?
仮想サーバーでの動作は保証しておりませんが、動作実績はありますので、お客様のほうで十分に検証いただいた上でご利用をお願いします。なお、保守サポートについては、弊社環境で再現するものについてはサポート可能ですが、仮想サーバー起因のものについてはサポート対象外となります。
PNG形式の画像に対応していますか?
PNG形式の画像には対応していません。
対応しているファイル形式は以下のファイル形式です。
- BMP形式(*.bmp)
- JPEG形式(*.jpg / *.jpeg)
開発ライセンスはPC1台ごとですか?
開発ライセンスは、開発するPCの台数ごとに必要となります。
なお、2台目以降は追加開発ライセンスとなり、費用は1台あたり250,000円(税別・希望小売価格)となります。
裏面の読み取りはできますか?
裏面の読み取りには対応していません。
偽造の判定に使えますか?
偽造の難しいICチップ内の在留カード画像の読み取りに対応していますので、券面の画像の読み取り結果と照合することで、ある程度の偽造の判別ができます。
※ ICチップ内の画像を取得する手段および照合手段は、別途、上位側のプログラムで実装していただく必要があります。
保守の内容は何ですか?
保守サポートの内容は以下の内容です。
- メールによるQ&Aサービス
- バージョンアップ版の無償提供サービス
顔写真を保存することは可能ですか?
顔写真はメモリー上で取得可能です。画像として保存する場合は、上位側プログラムで保存処理を行ってください。
参考になるソースコードはありますか?
簡単なサンプルプログラムおよびソースコードが製品に付属しています。


















