活字認識OCRエンジンについて
タブレット、スマーフォンなどで撮影された画像やスキャン画像(PDF、JPGなど)に記載されている文字を テキストデータに変換するOCRエンジンです。
お客様アプリとWEB⁻API連携、もしくはライブラリーの組み込み開発をすることでテキストデータを活用できます。
※ 図はWEBーAPI連携の場合のご利用イメージ
活字認識OCRエンジンでできること
入力された画像内の活字情報を認識し、テキストデータに変換します。
さまざまなアプリケーションと連携させることで※ データを利活用いただけます。
※ 連携、実装はお客様で行っていただく必要がございます。
01
領域の属性と座標を自動取得して文字認識
レイアウト認識
- 入力画像内の情報が、文字領域、表領域、図領域なのか自動でレイアウトを判断し属性を付与したうえで文字認識
- 領域の幅と高さおよびXY座標の情報の取得
02
指定した範囲をテキストデータに
OCR文字認識
- 画像内の文字情報を読み取って、編集可能なテキストデータに変換
03
セル単位まで読み取り
表認識
- 文書画像内の表画像を認識し、表構造を出力
- セル単位の文字画像を認識し、テキストデータに変換
こんな文字が読み取れます!
※ 一部はWEB-API版のみ対応可能
活用例
活字認識OCRエンジンを他のアプリケーションへ組み込んだ、
あるいは連携させた活用例をご紹介いたします。
対象
段ボールやラベルに印字された賞味期限
連携システム
賞味期限確認システム
効果
段ボール箱やラベルの印字をタブレットで撮影した画像から賞味期限を認識し、データベース情報と照合することで賞味期限のチェックを強化。
対象
製品に印字された品番や製造番号
連携システム
製造ライン検品システム
効果
製品ラインに設定したカメラで撮影した画像から品番や製造番号を認識し、検品作業や検査工程を効率化。
対象
ビジネス文書
連携システム
文書管理システム
効果
ビジネス文書を活字認識OCRエンジンで読みとり、読み取り結果を透明テキストとしてPDFに埋め込むことで、ビジネス文書の全文検索を可能とし、文書管理を効率化。
よくある質問
AI-OCRを使用するのにインターネット接続は必要ですか?
WEB API形式はインターネットの接続が必要です。
ライブラリー形式はAI-OCRではないため、インターネットの接続は必要ありません。オンプレミスの環境(ローカル環境)でOCR処理が可能です。
AI-OCRが可能とのことですが、クラウドを利用するのでしょうか?
WEB API形式はクラウドを利用してAI-OCR処理を実施します。
ライブラリー形式はAI-OCRではないため、クラウドは利用せず、オンプレミスの環境(ローカル環境)でOCR処理が可能です。
仮想サーバーで使えますか?
WEB API形式はブラウザで動作するため、ブラウザが動作すれば仮想サーバーでもお使いいただけます。
ライブラリー形式は仮想サーバーでの動作は保証しておりませんが、動作実績はありますので、お客様のほうで十分に検証いただいた上でご利用をお願いします。なお、保守サポートについては、弊社環境で再現するものについてはサポート可能ですが、仮想サーバー起因のものについてはサポート対象外となります。
PNG形式の画像に対応していますか?
PNG形式の画像には対応していません。
対応しているファイル形式は以下のファイル形式です。
- TIFF形式(非圧縮 / LZW)(*.tif / *.tiff)
- BMP形式(*.bmp)
- JPEG形式(*.jpg / *.jpeg)
- PDF形式(*.pdf)
開発ライセンスはPC1台ごとですか?
開発ライセンスは、開発するPCの台数ごとに必要となります。
なお、2台目以降は追加開発ライセンスとなり、費用は1台あたり250,000円(税別・希望小売価格)となります。
保守の内容は何ですか?
保守サポートの内容は以下の内容です。
- メールによるQ&Aサービス
- バージョンアップ版の無償提供サービス
参考になるソースコードはありますか?
簡単なサンプルプログラムおよびソースコードが製品に付属しています。


















