
HPE Morpheus VM Essentials Soft ware(以下、VM Essentials)は、ハイブリッド環境全体にわたる仮想化ワークロード管理に
柔軟性をもたらす統合管理ソリューションです。

コスト削減に寄与する商用グレードのハイパーバイザー
VM Essentialsは、ライブマイグレーションやHAクラスタリングはもちろんのこと、スナップショットやバックアップソフトウェア連携によるデータ保護、ディザスタリカバリ※、仮想マシンワークロードの自動分散、多彩なストレージ接続(ローカル、NFS、iSCSI、Fibre Channel)といった機能を備えている商用グレードのハイパーバイザーです。費用対効果に優れたCPUソケットごとの価格設定と、既存の仮想ワークロード検出およびVM-as-a-serviceプロビジョニングにより、コスト削減を実現します。
※ HPE Zertoソフトウェアとの連携にて実現

● 必要十分な機能を標準搭載
ライブマイグレーション/分散ワークロード配置/HAクラスタリング/ストレージライブマイグレーション/スナップショット/分散仮想スイッチ/外部ストレージ接続(NFS、iSCSI、FC)/外部ストレージ連携バックアップ/サードパーティ連携バックアップ(DR)/IPAM/vTPM/HTML5 Webコンソール/ ほか


既存VMware環境の統合
1つのインターフェースでKVMベースのVM EssentialsとVMware双方の仮想マシンプロビジョニングを行えるほか、「Morpheus※」で培ったIPAMやDNS統合、自動化、キー管理などをVMware環境でも利用可能になります。VMware仮想マシンからの移行・イメージ変換機能も搭載しています。
※ VM Essentialsは、2024年夏に買収したMorpheus data社のKVMおよびVMware管理技術を利用しています。

● VMware環境の管理(無償)
Morpheus PlatformOpsテクノロジーにより、VMwareベースの既存環境も管理できます。新旧環境の統合管理を実現します。
● VMware仮想マシンの移行(無償)
管理下にある既存のVMware仮想マシンをVM Essentials仮想マシンに変換できます。オンライン移行や一括移行のためのHPE Zertoソフトウェアの対応を予定しています。移行に際しては、重要度の低いものから順次移行させていく「フェーズドアプローチ」が可能です。新環境への移行・更改にあたってのサイジングにはHPE CloudPhysicsツール(無償)をご活用ください。

マルチクラウド管理対応へのアップグレードパス
VM Essentialsは、HPEが2024年夏に買収したMorpheus data社のKVMおよびVMware管理技術を利用しています。このVM Essentialsを上位エディションである「HPE Morpheus Enterprise Software」にアップグレードできるパスをご用意しています。HPE Morpheus Enterprise Softwareにより、Nutanix/Hyper-V、Kubernetes、パブリッククラウド、マルチテナント、FinOpsといったマルチクラウド環境の包括的な管理、ガバナンス、コスト管理を実現できます。


エンタープライズグレードのサポート
HPEのエンタープライズグレードの保守サポートを提供します。

HPE Morpheus VM Essentials Software 製品情報


※ 1つのSKUにハイパーバイザー「HVM Hypervisor」および統合管理ツール「VM Essentials manager」の利用権、および保守が含まれてパッケージングされています。
※ VMware既存環境の管理機能は無償でご利用いただけます(課金対象外)
※ ソフトウェア単品でご購入いただけます(HPEハードウェア製品との同時購入不要)
スターターパック for dHCI

VM Essentialsをご検討いただくお客様向けに必要なコンポーネント「サーバー(HPE ProLiant Gen11)」「ストレージ(HPE Alletra Storage MP※)」「ネットワーク製品」を組み合わせた「VM Essentialsスターターパックfor dHCI」をご用意しています。VM Essentialsをはじめ必要なソフトウェアは工場で組み込み済みで出荷されます。設置場所でケーブリングして電源投入後に管理用のIPアドレスを設定すれば自動で構築が完了するため、迅速にVM Essentialsをご利用いただけます。
