パソコンへの「データ入力」ってどうするの?

パソコンは、さまざまなデータを入れておいて、自由に料理していくことができるキッチンのような道具。冷蔵庫(れいぞうこ)にあたる「ハードディスク」にずっと入れておいてもデータは腐(くさ)らないからいいね。

さて、このキッチンでいろんな文書や絵を作ったり送ったりするには、もとのデータをパソコンの中に入れなきゃいけない。それが「データ入力」だね。入力というと難(むずか)しいけど、自分のやりたいことをパソコンに伝える方法だと思えばいい。

まず、覚えやすいのがマウス。しっぽの長いねずみみたいだからこの名前がある。これを動かすと画面上で矢印が動いて、合わせたところでクリックするといろんなことが起こるのは、もうみんな知っているよね。これもデータ入力の方法のひとつなんだよ。

大切なのは、キーボードを使って、文字を入力する方法。小学校4年生で習うローマ字を使って日本語を打つ「ローマ字入力」が上手になったらすごく便利だよ。例えば「日本」と打ってみよう。キーボードから「N」「I」「H」「O」「N」というキーを見つけて順番に打つ。パソコンは、どのキーが押されたら、どの文字だということを知っているんだね。しかも、ローマ字入力だったら画面にすぐ「N」とかのアルファベットを出すんじゃなくて、次に日本語に変換(へんかん)するのを待っていてくれる。

5つのキーを打ち終わったら、続けてキーボードのスペースキーを押してみよう。これがパソコンに「日本語に変換して!」という合図。今打った文字が「日本」という漢字になる。これは、パソコンの中にある「変換辞書」の力。これのくり返しで長い文章でもメールでも書けるんだから便利だね。キーボードは両手を使うし、鉛筆(えんぴつ)などを握(にぎ)る力もいらないから、手が疲(つか)れないのもいいね。

キーボードは文章を書くだけじゃなく、いろんなソフトに作業をさせるのに使うきまりがたくさんある。例えば「Ctrl」と書かれた「コントロールキー」と「S」を同時に押したら、作った文章を保存(ほぞん)できる。「Ctrl」+「O」(オー)なら、パソコンにあるファイルを開くことができるんだ。

キーボードの他にも、入力の方法はある。例えば、板の上でペンのような形の棒を使って自由に絵を描(か)く「タブレット」。ゲームなどで使う「ジョイスティック」も自分のしたいことをパソコンに伝える方法の一つだね。デジカメでとった写真やスキャナーで読み取った画像(がぞう)のデータをパソコンに移(うつ)すのも、大切なデータ入力方法だ。

入力された多くのデータは、パソコンの上では、「ピクセル」と呼(よ)ばれる小さな点となって表示(ひょうじ)される。写真でも、赤い点の次が黒い点、というのがずらっと並んでいて、遠くから見るときれいな写真に見えているんだ。