海はどうやってできたの?

海は、ずっと大昔にたくさんたくさん降(ふ)った雨が地上に溜(た)まってできたもの。今から46億年も前の地球には、まだ熱いマグマの海しかなくて、空も、水蒸気(すいじょうき)や二酸化炭素(にさんかたんそ)で覆(おお)われていたんだ。その内地球の、表面の温度がだんだん下がり始め、水蒸気が雲になってそこから雨が降ってきた。雨はさらに地表の温度を下げて、下げればまた新しい雨が降るという繰(く)り返しがずっと続いた。海ができるほどなんだから、すごいたくさんの雨だったんだね。

そうやってでき上がった海は、鉄やアルミニウム、ナトリウムなど、地球上のほとんどの元素(げんそ)を含(ふく)んでいて、もう今の海と同じくらい塩辛(から)かったんだって。