自由研究にも使えるよ! エコ活動にチャレンジ!

エコ活動って聞いたことある?エコは「生態(せいたい)学」を意味するecology(エコロジー)からきた言葉。地球の生き物の仲間である人間の生活と自然とが調和できる環境(かんきょう)をめざす、「環境に気を配る」という意味になるんだよ。だからエコ活動は、地球環境を守る・すくうことにつながる活動なんだ。

活動というと大変そうだけど、身近なことや気軽にできることでいいんだよ。
2018年3月にスタートしたパナソニックの「みんなで“AKARI(あかり)”アクション」に参加してみるのも、エコ活動のきっかけになるかもしれないね。
エコ活動の記録をエコ絵日記帳に書いてみたら、自由研究にも活用できるよ!

エコ活動につながるね。「みんなで“AKARI(あかり)”アクション」

世界で6人に1人、11億人もの人が電気のない生活を送っているのって知ってる?
このような状況(じょうきょう)を改善(かいぜん)するために始められたのがパナソニックの「ソーラーランタンプロジェクト」。電気が通っていないところでくらす人々にあかりをとどける活動だよ。
とどけられたソーラーランタンは今では10万台をこえ、寄贈(きぞう)の輪をさらに広げるために、新しいプロジェクト「みんなで“AKARI(あかり)”アクション」がスタートしたよ。
寄付(きふ)金のほか、いらなくなった古本やCD・ゲームを5点以上集めれば電話1本で引き取ってもらえるから、手軽に参加できるね。

環境に良いことをするエコ活動って、どうして必要なの?

安心してくらせる未来をつくるためには、みんながくらしている地球環境を守ることが必要だよね。だけど人間が便利さを求めるあまり、環境を悪化させている現実(げんじつ)があるんだ。空気や水や土がよごれたり、異常気象が起きたり・・・。
そんな現実は一刻(いっこく)も早くストップさせたい!だから、環境を良くするための心がけや行動が必要なんだよ。

ぴっくす
エコ活動って、どんなことをするの?

地球環境を守ったりすくったりするために、以下の方法があるよ。

AKARI(あかり)を大切にする

人間の生活に、あかりは欠かせないもの。あかりだけでなく、電気は生活になくてはならないものだけど、電気をつくる主な資源(しげん)(石油・石炭・天然ガスなど)にはかぎりがあるよ。電気の省エネ活動が大事だね。

節電(電気を節約する)

● 照明をこまめに消す。
● テレビをつけっぱなしにしない。
● ゴーヤなどを育ててグリーンカーテンを作り、クーラーをひかえめにする。
● 電球をLEDに変える。
● 家庭菜園で作った野菜を食べる。

参考リンク
エネルギーの種類やかぎりのあるエネルギーについてくわしく知りたい人は、
「エネマネ博士(はかせ)になろう!」のエネルギー編(へん)を読んでみてね。

参考リンク
「自分でできる省エネ行動」についてくわしく知りたい人は 「エネマネ博士になろう!」
省エネ編①の2まい目のワークシートに一覧(いちらん)表があるよ。参考にしてみてね。

水を大切にする

人間にも生き物にも、1日も欠かせない水。ふだん何気なく飲んだり使ったりしている水には、かぎりがあるよ。水のむだ使いはやめようね。

節水(水を節約する)

● 水を出しっぱなしにしない。
● おふろの残り湯をせんたくに使う。
● シャワーはこまめに止める。

ゴミをへらしてよごさない

気持ちよくくらすために環境をよごさないことが大切だね。
そして、ゴミを分別してリサイクルすると資源を有効(ゆうこう)利用できるよ。

ゴミをへらす

● ゴミをひろったりへらす工夫をしてきれいな環境にする。
● レジぶくろをもらうかわりにエコバックを持ち歩く。
  (レジぶくろを作る時の石油資源節約。もやす時に出る二酸化炭素(にさんかたんそ)削減(さくげん)。)
● 食べ物を買いすぎない、作りすぎない、残さない。

リサイクルする

● リサイクルしやすいように、ゴミを分別してすてる。
 (ペットボトル・空きカン・空きビン・古新聞・古雑誌(ざっし)など)

参考リンク 
古本・ディスクはリサイクルできる! いらなくなった古本やCD・ゲームを5点以上集めれば、電話1本で引き取ってもらえる「“AKARI(あかり)”アクション」でエコ活動をしよう!

地球温暖化(おんだんか)をふせぐためにCO2をへらす

火力発電(石油・石炭・天然ガスなど)は二酸化炭素(CO2)を排出(はいしゅつ)するので、それが温室効果(こうか)ガスの膜(まく)となって地球が宇宙(うちゅう)に放出するはずの熱を大気にとじこめてしまう。それで地球温暖化の原因(げんいん)になるんだよ。火力発電を使うのをさけたり少なくしたりするといいね。

CO2を出す火力発電をへらすための省エネ活動として、節電する。

● 「AKARI(あかり)を大切にする」対策(たいさく)と同様「節電」の行動。

CO2をすって酸素(さんそ)を出す植物をふやすために木を植えたり育てたりする。

● 木や花に水をやる。
● 植物の種をまく。
● 木を切る量をへらすために、わりばしや紙を使う量をへらす。

参考リンク
地球温暖化についてくわしく知りたい人は「エネマネ博士になろう!」省エネ編①を 参考にしてね。

世界の子どもたちが書いたエコ日記だよ。

何を書こうかまよったら参考にしてね。

世界の子どもたちが書いたエコ日記「ロシア」

アパートの入り口にゴミがすてられているのを見かけたので、楽しいゴミ箱をつくっておいたらゴミがへったんだって。いいアイデアだね。(ロシア)

世界の子どもたちが書いたエコ日記「ウクライナ」

公園でみんなが休む場所にゴミが残されていたので、ゴミを家にもって帰ってすてたんだって。後から来た人は気持ちよく休めたね。(ウクライナ)

世界の子どもたちが書いたエコ日記「ブラジル」

分別した資源ゴミからは、カバンやアクセサリーや家もつくれることを調べたんだって。リサイクルってすてきだね。(ブラジル)

世界の子どもたちが書いたエコ日記「日本」

花が大好きなおばあちゃんの代わりに、水をやるお手伝いをしたんだって。植物はCO2をすって酸素をふやしてくれるから、CO2をへらすお手伝いもできたんだね。(日本)

★そのほかのエコ活動には何があるか、自分でも考えてみよう。

エコ活動ってどういうものか、わかってきたかな?
それではさっそく調べて、実際(じっさい)に行動してみよう!
そしてエコ活動の記録をエコ絵日記帳に書いてみよう!
きちんとかけたら、自由研究にも活用できるよ。がんばろう!

「エコ絵日記帳」をダウンロードして、エコ絵日記を書いてみよう!

「エコ絵日記帳をダウンロード」のボタンをおすと、
 ダウンロードできます。

自由研究のまとめ方をくわしく説明しているよ!
→「エコ絵日記帳」を使った自由研究のまとめ方