R. Sumiura | 機構設計

新技術を吸収し、挑戦し続ける。

1つ1つの車種に合わせて部品を設計。

私は「用品」という、車を購入した際にカーディーラーで購入、取り付けをしてもらう『ディーラーオプション』の機構設計を行っています。具体的にはカーナビや電子ミラーの部品を担当しています。市販品の場合はカー用品店などで製品単体を購入して使用しますが、用品はその車に連携させた機能を持たせるため、1つ1つの車種に合わせて設計していきます。例えば車をバックする際、ナビの画面に目印となるラインが出てくることがあると思いますが、これは車両のサイズが事前にインプットされているために実現する機能です。その車種に応じた設計となるので、カーメーカー様と密なコミュニケーションをとりながら形にしていくのが、用品設計の大きなポイントです。

初の電子インナーミラー開発プロジェクトに参加。

パナソニックとして初となる電子インナーミラーの開発に参加した時は、全く新しいシステムの開発となるので経験則に頼れないうえに、これまで触れてこなかった車両法規を学ばなければならず皆で悪戦苦闘しました。しかし互いに高め合いながら新しい技術を習得し、無事にできあがった部品を手にした時は「がんばって良かった」と大きな達成感を感じました。車載システムの世界は日々進化しており、まだ見ぬ新技術の開発にいち早く携わることができるのはこの仕事の醍醐味だと思います。

パナソニックITS独自の「CarLabo」で、知識を深める。

パナソニックITSは「CarLabo」という車両試験室を持っています。機構設計部門には整備士免許を持った車のスペシャリストがおり、車両をバラしながら構造について解説してくれるので車両全体の構造を学ぶことができるのです。在宅ワークが増えてきた現在では、その様子を映像で生配信し、チャットで質問もできるようにしています。リアルで開催していた頃も毎回数十名が足を運んでいましたが、ライブ配信を始めてからは人事や経理など他部門の人も参加できるようになり、よりオープンになりました。最近のライブ配信では100名以上が参加し、自動車に関わる企業として車に対する深い理解を促す風土が醸成されています。

良い製品をつくること=良いコミュニケーション

この仕事はカーメーカー様からのお話を聞きご要望に寄り添うことから始まるので、密なコミュニケーションが重要です。一見難しいと思うことでも真摯に受け止め、「できる」「できない」をしっかりと議論することが良い製品づくりにつながっていきます。また、車載システムは時代とともに変化していきますので常にアンテナを張り、知識を身に付ける必要がありますが、それが苦にならないくらい製品や技術を好きでいることは大事だと思います。好きなら吸収も早いし、何より楽しいですからね。

助け合いの精神でチーム一丸となってプロジェクトを推進。

私が所属する機構部門はフォローし合う体制のとれた組織だと思います。朝はまず課でミーティングを開き全員の1日の業務内容をボードに書き出して共有します。マルチタスクになると業務効率が悪いので、タスクが溢れているメンバーがいれば他のメンバーでそのタスクを振り分けフォローします。ミーティング内でお互いの業務を共有し合うので誰がどんな業務をしているのか皆が理解でき、チーム全員で1つのプロジェクトを進めているという意識を持てていると思います。私は中途入社だったのですが、この助け合いの精神と、分からないことは全員で教え合う環境にはとても助けられましたし、そのおかげですぐに馴染むことができました。中途入社でも居心地の良い職場だと思いますよ。

1つ1つの車種に合わせて部品を設計。

私は「用品」という、車を購入した際にカーディーラーで購入、取り付けをしてもらう『ディーラーオプション』の機構設計を行っています。具体的にはカーナビや電子ミラーの部品を担当しています。市販品の場合はカー用品店などで製品単体を購入して使用しますが、用品はその車に連携させた機能を持たせるため、1つ1つの車種に合わせて設計していきます。例えば車をバックする際、ナビの画面に目印となるラインが出てくることがあると思いますが、これは車両のサイズが事前にインプットされているために実現する機能です。その車種に応じた設計となるので、カーメーカー様と密なコミュニケーションをとりながら形にしていくのが、用品設計の大きなポイントです。

初の電子インナーミラー開発プロジェクトに参加。

パナソニックとして初となる電子インナーミラーの開発に参加した時は、全く新しいシステムの開発となるので経験則に頼れないうえに、これまで触れてこなかった車両法規を学ばなければならず皆で悪戦苦闘しました。しかし互いに高め合いながら新しい技術を習得し、無事にできあがった部品を手にした時は「がんばって良かった」と大きな達成感を感じました。車載システムの世界は日々進化しており、まだ見ぬ新技術の開発にいち早く携わることができるのはこの仕事の醍醐味だと思います。

パナソニックITS独自の「CarLabo」で、知識を深める。

パナソニックITSは「CarLabo」という車両試験室を持っています。機構設計部門には整備士免許を持った車のスペシャリストがおり、車両をバラしながら構造について解説してくれるので車両全体の構造を学ぶことができるのです。在宅ワークが増えてきた現在では、その様子を映像で生配信し、チャットで質問もできるようにしています。リアルで開催していた頃も毎回数十名が足を運んでいましたが、ライブ配信を始めてからは人事や経理など他部門の人も参加できるようになり、よりオープンになりました。最近のライブ配信では100名以上が参加し、自動車に関わる企業として車に対する深い理解を促す風土が醸成されています。

良い製品をつくること=良いコミュニケーション

この仕事はカーメーカー様からのお話を聞きご要望に寄り添うことから始まるので、密なコミュニケーションが重要です。一見難しいと思うことでも真摯に受け止め、「できる」「できない」をしっかりと議論することが良い製品づくりにつながっていきます。また、車載システムは時代とともに変化していきますので常にアンテナを張り、知識を身に付ける必要がありますが、それが苦にならないくらい製品や技術を好きでいることは大事だと思います。好きなら吸収も早いし、何より楽しいですからね。

助け合いの精神でチーム一丸となってプロジェクトを推進。

私が所属する機構部門はフォローし合う体制のとれた組織だと思います。朝はまず課でミーティングを開き全員の1日の業務内容をボードに書き出して共有します。マルチタスクになると業務効率が悪いので、タスクが溢れているメンバーがいれば他のメンバーでそのタスクを振り分けフォローします。ミーティング内でお互いの業務を共有し合うので誰がどんな業務をしているのか皆が理解でき、チーム全員で1つのプロジェクトを進めているという意識を持てていると思います。私は中途入社だったのですが、この助け合いの精神と、分からないことは全員で教え合う環境にはとても助けられましたし、そのおかげですぐに馴染むことができました。中途入社でも居心地の良い職場だと思いますよ。

1日のスケジュール

朝は8時に出社し、その日の業務の予定を立て、メンバーが出社する9時過ぎになると全員の1日のスケジュール共有を行います。午前中は、電話もメールも受けずに自分の作業を進められる「集中タイム」が設けられているので開発に没頭できます。午後の業務はプロジェクトの進捗によって様々です。打ち合わせをすることもあれば開発をすることもあり、「CarLabo」を活用して設計した製品を実際に車に取り付けて確認するなど車に触れる機会を持つこともあります。夜は大体19時に会社を出ます。カーメーカー様と直接打ち合わせする場合は遠方が多いので、1日かけて出張することもあります。

1日のスケジュール

朝は8時に出社し、その日の業務の予定を立て、メンバーが出社する9時過ぎになると全員の1日のスケジュール共有を行います。午前中は、電話もメールも受けずに自分の作業を進められる「集中タイム」が設けられているので開発に没頭できます。午後の業務はプロジェクトの進捗によって様々です。打ち合わせをすることもあれば開発をすることもあり、「CarLabo」を活用して設計した製品を実際に車に取り付けて確認するなど車に触れる機会を持つこともあります。夜は大体19時に会社を出ます。カーメーカー様と直接打ち合わせする場合は遠方が多いので、1日かけて出張することもあります。