M. Tanioka | 電気設計

ユーザー目線の設計で、
“新しい体験”を届ける。

時代の先を行く様々な先進分野を担当。

私が所属している技術部門は次世代コックピットシステムという先進技術を扱う部署です。その中で、スピードメーターや安全情報などをフロントガラスに投影するウインドシールドヘッドアップディスプレイの電気回路設計を担当しています。以前はパナソニック初の液晶メーターの設計に携わりましたが、先進技術でこれまで世の中になかった新たな価値を提供していく仕事は、とてもやりがいがあります。

若手時代の新開発が、現在の基盤をつくった。

入社して10年以上が経ちますが、これまでに様々な新技術の開発を経験しました。中でも記憶に残っているのは、入社3年目で携わったカーナビゲーションシステムと音楽プレイヤーやスマートフォンをつなぐUSB急速充電機能付きインタフェースボックスという、当時まだお客様の一般車両には搭載されていなかった純正カーナビゲーション用のアクセサリ開発です。少人数の開発であることから以前より私の役割も広がり、大変なことも沢山ありました。しかし、車の中では非常に小さな商品でしたが量産化された商品が載った車を東京モーターショーで見た時に「自分がつくったものが本当に全世界の自動車に搭載されているんだ」と嬉しくなったのを今でも覚えています。その後も、スマートフォンの普及・発展と共に、商品は次々と進化しています。自分が開発に携わった製品が今もなおユーザーから必要とされていることは技術者冥利につきますし、この時の経験は今の自分に息づいています。

中国の車両試験場へ出張し現場での対応力を発揮。

数年前、顧客から試験所として認定されている中国の車両試験場に約1か月出張しました。この出張は現地で試験をして、もし改善すべき点があればその場で即修正対応を行い、試験に合格することがミッションでした。日本からは私1人で行ったので、自分で判断し解決しなければならない大変さはありましたが、これまで培ってきた技術や洞察力で何とか乗り切りました。この経験は自信につながりましたし、何より日本と中国の現地メンバーに信頼され仕事を一任してもらえたことが嬉しかったですね。

先輩後輩に関わらず意見を出し合えるチーム。

私の部門のメンバーは10名程度で、そのうち半数が1~3年目までの若手社員です。皆生き生きと仕事をしていて先輩後輩の壁もなく、風通しの良い部署だと思います。我々中堅社員が大枠をつくり、途中段階から若手に任せることもあれば「ちゃんと見ているので最初からやってみて」とチャレンジさせることもあります。困っている若手がいればすぐに話しかけるようにしていますので、新人でも安心して仕事ができる環境だと思います。

常にユーザー目線で仕事をする。

私が大切にしていることは常にユーザーが乗るシーンを想像して設計することです。タスクに追われているとどうしても狭い視野で物事を考えてしまいがちですが、私たちがつくっているものは最終的に自動車になります。沢山の人がどのような車ならワクワクしてくれるかをイメージしながら、日々設計に取り組んでいます。

時代の先を行く様々な先進分野を担当。

私が所属している技術部門は次世代コックピットシステムという先進技術を扱う部署です。その中で、スピードメーターや安全情報などをフロントガラスに投影するウインドシールドヘッドアップディスプレイの電気回路設計を担当しています。以前はパナソニック初の液晶メーターの設計に携わりましたが、先進技術でこれまで世の中になかった新たな価値を提供していく仕事は、とてもやりがいがあります。

若手時代の新開発が、現在の基盤をつくった。

入社して10年以上が経ちますが、これまでに様々な新技術の開発を経験しました。中でも記憶に残っているのは、入社3年目で携わったカーナビゲーションシステムと音楽プレイヤーやスマートフォンをつなぐUSB急速充電機能付きインタフェースボックスという、当時まだお客様の一般車両には搭載されていなかった純正カーナビゲーション用のアクセサリ開発です。少人数の開発であることから以前より私の役割も広がり、大変なことも沢山ありました。しかし、車の中では非常に小さな商品でしたが量産化された商品が載った車を東京モーターショーで見た時に「自分がつくったものが本当に全世界の自動車に搭載されているんだ」と嬉しくなったのを今でも覚えています。その後も、スマートフォンの普及・発展と共に、商品は次々と進化しています。自分が開発に携わった製品が今もなおユーザーから必要とされていることは技術者冥利につきますし、この時の経験は今の自分に息づいています。

中国の車両試験場へ出張し現場での対応力を発揮。

数年前、顧客から試験所として認定されている中国の車両試験場に約1か月出張しました。この出張は現地で試験をして、もし改善すべき点があればその場で即修正対応を行い、試験に合格することがミッションでした。日本からは私1人で行ったので、自分で判断し解決しなければならない大変さはありましたが、これまで培ってきた技術や洞察力で何とか乗り切りました。この経験は自信につながりましたし、何より日本と中国の現地メンバーに信頼され仕事を一任してもらえたことが嬉しかったですね。

先輩後輩に関わらず意見を出し合えるチーム。

私の部門のメンバーは10名程度で、そのうち半数が1~3年目までの若手社員です。皆生き生きと仕事をしていて先輩後輩の壁もなく、風通しの良い部署だと思います。我々中堅社員が大枠をつくり、途中段階から若手に任せることもあれば「ちゃんと見ているので最初からやってみて」とチャレンジさせることもあります。困っている若手がいればすぐに話しかけるようにしていますので、新人でも安心して仕事ができる環境だと思います。

常にユーザー目線で仕事をする。

私が大切にしていることは常にユーザーが乗るシーンを想像して設計することです。タスクに追われているとどうしても狭い視野で物事を考えてしまいがちですが、私たちがつくっているものは最終的に自動車になります。沢山の人がどのような車ならワクワクしてくれるかをイメージしながら、日々設計に取り組んでいます。

1日のスケジュール

朝は8時から9時くらいに出社します。まずコーヒーを買って飲みながらメールチェックをして、ヘッドアップディスプレイの開発メンバーとミーティングをします。その後は後輩の相談に乗ったり、1日中設計や製品のテストと改善に没頭していることが多いです。プロジェクトの構想段階では沢山の部品の中からどれを使えば最も良いシステムになるかを検討し、全体構造を考えます。その後の段階ではExcelで表計算して数値化したり、シミュレーションを行った上で回路CADに落とし込んだりします。出来上がった回路図から基板設計を行っていき、基板データが出来上がったところで更に基板に対するシミュレーションを行い、性能確認を行った上で、後日基板の試作品を作成して製品テストを行います。構想から設計、試作、テストまで一貫して業務を担当しており、退勤時間は20時くらいです。

1日のスケジュール

朝は8時から9時くらいに出社します。まずコーヒーを買って飲みながらメールチェックをして、ヘッドアップディスプレイの開発メンバーとミーティングをします。その後は後輩の相談に乗ったり、1日中設計や製品のテストと改善に没頭していることが多いです。プロジェクトの構想段階では沢山の部品の中からどれを使えば最も良いシステムになるかを検討し、全体構造を考えます。その後の段階ではExcelで表計算して数値化したり、シミュレーションを行った上で回路CADに落とし込んだりします。出来上がった回路図から基板設計を行っていき、基板データが出来上がったところで更に基板に対するシミュレーションを行い、性能確認を行った上で、後日基板の試作品を作成して製品テストを行います。構想から設計、試作、テストまで一貫して業務を担当しており、退勤時間は20時くらいです。