テクノロジーを知る

圧倒的な高感度を実現する
圧縮センシング

演算処理を取り入れた新しい分光方法

ランダムフィルタを用いて、ハードとソフトの技術を組み合わせて分光する方法を確立しました。

ハードで完全には分光しない
各画素で複数波長の光を受光
=画素あたりの光量up
=高感度

ハード+ソフトによる分光
各画素の輝度パターンを参照し、圧縮画像から分光画像を復元

ランダムフィルタの
イメージセンサー実装

イメージセンサーにランダムフィルタを直接実装。
光学系の簡素化と高精度スペクトル取得を両立

広範囲の対象物の撮影を可能にする
エリアスキャン

ラインスキャンカメラ

【特徴】

  • 1ライン(線)ずつ分光して撮影してスペクトル情報を取得
  • ベルトコンベアなどの運送設備と組み合わせることでスペクトル画像を構築
  • 運送設備との連携が前提のため、システム構築が複雑

【得意領域】

  • 広範囲、長尺物の検査
  • 連続搬送される対象物の検査

エリアカメラ

【特徴】

  • 面全体を一度に撮影してスペクトル画像を取得
  • スキャン機構が不要で、設置が簡単
  • 照明ムラの影響を受けやすい為、均一な照明環境が必要

【得意領域】

  • 静止状態や直線的でない動きをする対象物の検査
  • 顕微鏡観察やスポット観察

検査を自動化する
AI画像検査プラットフォーム(開発中)

AI学習により
適合品と非適合品を判別

既存の画像検査機では難しい検査を自動化。
高い検出精度で適合品と非適合品を判別。

従来技術を凌駕する高い検出精度

高難度なキズやクラック等の検査においても、従来技術と比較して高精度な検出が可能です。アプリケーションの操作方法や検査設定の習得も短時間で完了します。

※1:10件の高難度検査対象に対し、共通の学習データを用いてAI学習・プログラミングを実施。共通のテストデータによる検出能力の検証では、「過検出」「見逃し」共に0%で合った件数の割合を示しています。

AI学習/なぞって教える

パナソニック独自のAI技術により、高い判定能力とAI学習時間の大幅な短縮を実現。「なぞって教える」方式のAI学習により、AIの専門知識やプログラミングスキルは一切不要です。