地球は今も活発に活動している?

地球が誕生(たんじょう)してから約46億(おく)年、たえず地球は活動している。火山の噴火(ふんか)や地殻(ちかく)の変動などによって、海や陸(りく)は今もさまざまな影響(えいきょう)を受けているんだよ。

火山の噴火は、岩石が溶(と)けてマグマになり、地表をつき破(やぶ)ってふき出してくること。熱い溶岩(ようがん)が流れだし、火山灰(かざんばい)、水蒸気(すいじょうき)などをふき上げ、大きな災害(さいがい)をもたらすこともある。北海道の昭和新山(しょうわしんざん)のように、火山の噴火によって新しく山ができることだってあるんだよ。

大地をゆれ動かす地震(じしん)も、地球の活動だ。どうして地震が起こるのか、くわしいことはわかっていない。断層(だんそう)に沿(そ)った岩の中で、地殻(ちかく)やプレートが動くために起こる。岩が圧力(あつりょく)に反発してはじけると、そのショックが地面に伝わって揺(ゆ)らすんだ。地球って、まるで生きているみたいだね。