雨はどうして降(ふ)るのかな?

雨はどうして降るのかな?雨は、雲から降ってくる。雲は、地球の上の水が蒸発(じょうはつ)してできることは前に話したよね。水蒸気(すいじょうき)が空にのぼっていくと、水蒸気は冷やされて小さい水や氷の粒(つぶ)になる。雲は、ふわふわとした綿(わた)のように見えるけれど、ほんとうは細かい氷や水の粒が集まったものなんだ。

小さな氷のつぶや水の粒がくっつきあって、雲はだんだん大きくなる。すると、雲の中の氷の粒が大きくなって、重くなってしまい、雨となって落ちてくるんだ。落ちてくる時、途中(とちゅう)でとけて水に変わったものが雨。氷の粒のかたまりがとけずに、そのまま降(ふ)ってくると、雪やあられになるんだよ。