環境推進体制
当社の環境推進体制では、課題別の委員会を設置し、グローバルで連携、推進可能な体制を構築しています。
例えば、省エネルギーに関する情報の共有は「省エネ委員会」、製品および工場の化学物質法令対応などの管理についての審議・徹底は「化学物質管理委員会」で行なっています。

社内環境表彰
当社では、環境活動の活発化、意識向上、優秀な改善事例の横展開を目的として、社内環境表彰を行なっています。
国内外の拠点より社内環境表彰のテーマを募集し、2021年度は、応募総数43件のうち、優秀賞5件、入賞10件の計15件を選出しました。
また、表彰事例の横展開が図れるよう社内イントラネットにより情報共有し、環境活動の推進に繋げております。
環境教育
当社では、全従業員に対する環境活動についての教育(イントラを活用した座学)および環境関連の業務に従事する社員に対する専門教育をグローバルに実施しています。専門教育の一例として、工場排出物教育、化学物質管理教育、省エネルギー活動交流会などを実施しています。
環境事故の未然防止を目的に、廃棄物・有価物交流会、環境リスク事例研修会を実施しています。
廃棄物・有価物交流会は、国内では2015年から、中国では2018年から開始し、環境リスク事例研修会については、国内では2018年から、中国では2019年から開始しました。特に中国では、併せて、当社管理基準(工場排出物や化学物質等)教育を行っています。
また、APAC地域においても当社管理基準の教育や現場確認による改善活動を行ない、管理レベルの向上を図っています。
2021年度は、新型コロナウィルスの影響により、リモートでの研修会や交流会を開催し継続して教育活動を行っています。


環境監査
当社では、環境マネジメントシステムの確実な運用を確認し、法令及びその他の要求事項の順守状態を確実なものにするため、環境内部監査を定期的に実施しています。
2016年度より、社内カンパニーの枠を超えた、他カンパニー監査員による相互環境監査を実施しています。
他カンパニーの監査員の所見を得ることで新しい知見を広げ、管理レベルの向上を図っていきます。
2021年度は、新型コロナウィルスの影響により、リモートでの監査を実施しました。
カメラを持ち込んで現場確認を行う手法を取り入れることで、現場監査を継続しています。
