資源循環

循環型社会の実現

パナソニック エナジー株式会社は、今日生まれた子供たちの未来のために、「再資源化の拡大」により新規の天然資源の消費を抑え、「廃棄物の抑制」により環境への負荷を低減しています。加えて材料の生産や製品の廃棄などに係るCO2排出削減の観点からも、これらの取り組みを「脱炭素化の実現」と一体で前進させていきます。

工場廃棄物の削減(ゼロエミッション)

当社は、工場からの廃棄物の排出量を削減し、有価物や再資源化量を増やすことで最終処分量(最終処分場への埋立量)を限りなくゼロにしていく活動を継続的に行っています。
工場リサイクル率(=再資源化量÷(再資源化量+最終処分量))をKPIと定め、99%以上とすることを目標としており、2022年度の工場リサイクル率はグローバルで98.7%に達しています。

工場廃棄物の削減の取り組み

当社では、下記の廃棄物削減施策をグローバルに推進し、廃棄物を削減しています。

  1. プロセス設備の生産性向上
  2. 歩留まり向上
  3. 薬液の再利用、樹脂の再利用
  4. 有価物化の推進
  5. 廃棄物削減・有価物推進交流会を開催し、削減事例や有価物化事例を共有
この写真は、廃棄物削減・有価物化の推進について国内拠点で開催した交流会の様子を写しています。
廃棄物交流会(国内)

プラスチックに関する取り組み

廃プラスチック類の推移(国内)

年度

2021年度

2022年度

発生量(t)

1040.0

918.4

再資源化量(t)

974.2

892.4

最終処分量(t)

0.13

0.23

リサイクル率(%)

99.99

99.97

リサイクル率(%)目標

99.0%以上

99.0%以上

当社では、年間約1,000tの廃プラスチック類を発生させています。
廃プラスチック類のリサイクル率は目標の99%を上回っています。
随時、廃プラスチック類を再資源化できる事業者、有価引取り事業者への切り替えを進めています。
なお、自社処理は行っていません。