事前計画 電気配線計画(電線管あり)

製品に添付の安全上のご注意をご確認ください。

警告

■アース工事(D種接地工事)を行う(感電の原因)
■アース線は、ガス管、水道管、避雷針、電話などのアース線に接続しない(感電の原因)
■アース工事は、ベランダの手すりにとらない(感電の原因)

注意

■関連法規に従って漏電しゃ断器(高調波対応品、全極開閉機能付)を取り付ける(故障や、漏電時に感電、火災の原因)
■電気部品に触れる前に電源をしゃ断する(感電の原因)
■配線をはさまないように、ふたは元通り確実に取り付ける(感電や火災の原因)

■電気工事での注意項目

  • 電源は必ず専用の回路からとってください。
  • 電源は必ず正相で接続してください。本ユニットは逆相保護回路を搭載していますので、逆相保護回路作動時は、3相のうち2相を入れ換えてください。
  • 電源配線と室内外操作線、リモコン配線は、テレビやラジオ、パソコンなどから1m以上離してください。特に電波の弱い地域では、3m以上離し、それぞれ別の電線管に入れ、電線管をアースしてください。リモコン本体は、鉄製の箱に収納してください。(ノイズで影響を受ける場合があります)
  • 力率改善用進相コンデンサーは、取り付けないでください。本ユニットはインバーター装置を内蔵しており、進相コンデンサーを取り付けると力率改善効果が期待できないだけでなく、高周波によるコンデンサー異常過熱事故のおそれがあります。
  • 付属の「ご注意ラベル」は、専用電源の見やすい場所に貼り付けてください。

■漏電しゃ断器の設置について

  • 関連法規に従って漏電しゃ断器を取り付けてください。
  • 取り付ける場合は、高調波対応品、全極開閉機能付きを使用してください。

■室外ユニット電源端子台容量

  • 電源配線が電線最大太さを超える場合は、プルボックス(現地調達)を使用して電線最大太さ以下にしてください。

■アース線

■電源配線

600Vビニール電線、EM-IE線を使用基準とする。(現地調達)

  • 室外ユニット配線容量(個別配線)

電源配線太さの()内数値はその最大こう長(m)を表します。

  • 基準電流値は配線選定の際に使用した数値で、運転範囲中の最大電流値を示します。供給電源量も基準電流値に基づいて選定してください。
    ※ 電線管とは、配線を通す金属管、塩ビ管を示します。電線管なしの場合は、「電気配線計画(電線管なし)」を参照してください。

【配線方式①】

【配線方式②】

(注1) 電源太さが室外電源端子板の電線最大太さを超える場合は、電源盤からの電源線をプルボックスで中継し(室外ユニット近傍)、下表に従ってサイズダウンをしてから入線してください。この場合、室外電源配線(A)が必要となります。
(注2) 電源配線を分岐する場合には、関連法規に従って漏電しゃ断器を取り付けてください。ただし5mまでで下表の太さのものを使用していただければ漏電しゃ断器の取り付けは必要ありません。

  • 室外ユニット配線容量(上図に示す室外ユニット配列にした場合)
  • 基準電流値は配線選定の際に使用した数値で、運転範囲中の最大電流値を示します。供給電源量も基準電流値に基づいて選定してください。
    ※ 電線管とは、配線を通す金属管、塩ビ管を示します。電線管なしの場合は、「電気配線計画(電線管なし)」を参照してください。

【配線方式③】

【配線方式④】

  • 室外ユニット配線容量(上図に示す室外ユニット配列にした場合)
  • 基準電流値は配線選定の際に使用した数値で、運転範囲中の最大電流値を示します。供給電源量も基準電流値に基づいて選定してください。
    ※ 電線管とは、配線を通す金属管、塩ビ管を示します。電線管なしの場合は、「電気配線計画(電線管なし)」を参照してください。