冷媒回収 冷媒回収

以下の機器と工具が必要です。
モンキーレンチ、冷媒R410A/R32用のゲージマニホールド、真空ポンプ、冷媒回収機、パージ済みの冷媒回収容器、六角レンチ

※冷媒回収する際には、冷媒ホースの接続を確実にし、継手からの冷媒漏えいを防いでください。また、回収運転終了後に残圧が再び上昇しないかをチェックし、上昇する場合には、再度回収運転を実施してください。

■冷媒回収手順

1)前もって同一空調システムのすべての室外ユニットの配線用しゃ断器(ブレーカー)を切ります。
2)室内ユニット、安全しゃ断弁キット(接続している場合)の配線用しゃ断器(ブレーカー)は入れたままとしてください。
配線用しゃ断器(ブレーカー)が切れてしまうと、冷媒回収ができない個所が発生してしまうので、必ず配線用しゃ断器(ブレーカー)を入れたままにしてください。
3)室外ユニットのガス管、液管、バランス管の各サービスポートに冷媒回収機を接続します。(図1)
冷媒回収機と冷媒回収容器との接続手順の詳細は、冷媒回収機に付属している手順書に従ってください。
4)同一空調システムのすべての室外ユニットの安全対策インターロック・高圧スイッチソケット(CN307)を基板から抜きます。(インターロック状態)(図2)
冷媒回収作業時に室外ユニットを運転できない状態にするための処置です。
5)同一空調システムのすべての室外ユニットの配線用しゃ断器(ブレーカー)を入れます。
6)冷媒回収を行います。
冷媒回収が完了したかの判断は、冷媒回収機に付属している手順書に従ってください。