高効率ビル用マルチ UX6
(CU-UX6シリーズ)
電子マニュアル
事前計画 断熱材選定
断熱材の選定
高温多湿の環境下では、断熱材表面が結露しやすく、水漏れ、露たれの原因になることがあります。断熱材の選定は、下図を目安として選定してください。雰囲気温度・相対湿度が、断熱厚さの線より上に位置する場合、断熱材表面に結露することがあります。
その場合は、さらに断熱効果のあるものを選定してください。ただし、断熱材種類や設置場所の環境条件等によって状況が異なりますので、選定の際の目安として使用してください。
配管断熱選定の目安
計算条件
- 断熱材は、ガス管は120℃以上、液管は80℃以上の耐熱性のある断熱材を使用してください。
ガス管と液管は別々に巻いてください。 - すべてのユニット配管は分岐配管も含め、各閉鎖弁の接続口まで必ず断熱してください。
- 断熱材の端やつなぎ目は、空気・雨水・ドレン水の浸入がないようにテープで巻きつけ、隙間をなくしてください。
*断熱が不足すると水漏れ、露たれの原因になることがあります。 - 化粧テープはガス管・液管・室内外操作線をまとめて巻いてください。
- 電源配線と室内外操作線は一緒に巻かないでください。ノイズや誘導の影響を受け、誤動作の原因となります。