環境保全活動
生物多様性保全
パナソニック インダストリーは、大気・水質・土壌・地下水等の環境汚染を予防し、地球環境と生態系の保全に努めます。
電子材料事業部 郡山拠点(福島県)
電子材料事業部 郡山拠点のある福島県の猪苗代湖は、かつて「水質日本一」と言われていました。しかし近年、水生植物の異常繁茂や漂着水草により、次第に水質の悪化が見られるようになりました。
郡山拠点は猪苗代湖の環境を守るため、10年以上前から近隣の大学や住民の皆様とともに、水質改善に向けた漂着水草の回収に取り組んでいます。現在は労働組合の呼びかけにより、毎年パナソニックグループ内から50~100名の社員と家族が参加しています(主催者:NPO法人輝く猪苗代湖をつくる県民会議)。また回収した水草は、肥料として湖周辺の田畑で活用されます。
この活動を通して、猪苗代湖の生態系の保全と再生を目指します。
デバイスソリューション事業部・メカトロニクス事業部 熊本拠点(熊本県)
人の手によって育まれてきた里地里山は、生物多様性を支える貴重な環境です。特に水田は水源かん養の役割を果たし、地下水を保全する重要な役割を担います。
豊かな水資源に恵まれた熊本県では、生活や産業の基盤となる地下水を守るため、多様な保全活動が行われています。
熊本拠点でも、事業活動において大切な地下水をはじめとする豊かな水資源を守るため、熊本県環境保全協議会の主催の田植えボランティアに社員とその家族が参加しています。
この活動を通して、生物多様性保全と自然の恵みや環境保全への理解を深める啓発を行っています。
地域社会貢献活動(パナソニック エコリレー・フォー・サステナブル・アース)
パナソニックグループでは、地域に根ざしたさまざまな環境活動を、そこで働く従業員自らが企画し、地域住民の方々や子どもたち、従業員の家族を交えて実施してきました。世代を超えて「つなぐ」という思いを込め、「パナソニック・エコリレー・フォー・サステナブル・アース」と名づけ、地球市民として持続可能な地球環境と社会づくりへの貢献を目指しています。
当社も、パナソニックグループの一員として、この活動に参画しています。全世界の従業員一人一人が地球市民として積極的に環境活動を実施し、各拠点で地域環境への貢献を図っています。その活動の一端をご紹介します。