メンバー紹介/生理・心理評価

行動観察の東

UX解析課

【専門分野】

ユーザビリティ評価、ユーザー調査全般、行動観察

【担当】

行動観察、GUIを中心としたユーザビリティ評価、デプスインタビュー、訪問調査

【メンバーから一言】

評価や、インタビュー、実際の生活現場での訪問調査などで「なぜこのような行動をするのか」など、アンケートでは把握できない何気なく行っていることや不満を引き出すことが得意です。ユーザーの実態を知りたい!という方に最適なアプローチ方法などをご提案します。

ユーザビリティ評価に関するセミナー講師も担当しています。これから評価を始めようという方、評価したけれどうまくいかなかった・・・という方は、ぜひご参加ください。

メンバー紹介

2019年9月4日

行動観察によって、製品のUIのデザインやユーザビリティを評価する東さんにインタビューしました!

こんにちは。ユーザビリティの岡田です。

シリーズ第9回は、くらしアップデート設計課の東さんを紹介します。
1986年入社の東さんは、訪問調査やインタビューによる製品のUIのデザイン改善やユーザビリティの評価を担当しています。
(UIとはユーザーインターフェースの略でディスプレイやタッチパネルなど機器と利用者をつなぐインターフェースのことです)

今回の紹介者岡田(左)と東さん(右)

東さんは入社後、 「人と接する仕事をしたい」という思いから、当時、阪神百貨店にあったパナソニックのショウルームで接客をしていました。
ショウルームに来た人に、その製品の魅力を伝えたり、実際に製品を作っている事業部の人と連携して、ユーザーの声を集めるアンケートの設計やインタビューをしたりしていたそうです。

またその後も、UD(ユニバーサルデザイン)の調査や、高齢者の生活課題を抽出するための訪問調査・インタビューを数多く経験し、今ではユーザーの本音を引き出すプロとして仕事をしています。

これまでに多くのユーザーと接してきた東さんは、ユーザーとの会話で特に意識していることがあるそうです。
それは、「その方のことを全て知りたいとワクワクしながら話を聞いて、理解する」ということです。

そのため、インタビューを行うときには、ユーザーが自分とは異なる考えを持っていても、「私ならこうなのに」と相手の考えを否定するのではなく、「なんでだろう、でもこの人はそうなのか」と相手の考えを受け入れ、なぜそう考えるのかの背景にある、生活習慣や商品の使い方などを引き出すことを意識しているそうです。

その時のコツは、「相手をよく見て話すこと」だそうで、長年の接客での経験を通してか、東さんは相手のちょっとした仕草や目の動きなどでおおよそのことがわかるとのこと!
(「本当にわかるのかな?」という僕の疑いも見透かされていたのでしょうか。。)

プライベートでは、料理、お菓子作り、足裏マッサージなど、多趣味な東さん。
料理やお菓子を作る時は、人が喜ぶ姿を想像しながら作るのが好きだそうです。
作る人も食べる人も幸せになれる素敵な趣味ですね!

また、最近はマラソンがブームだそうで、休みの日は朝一で走ったり、フルマラソンにも参加しているそうです。

神戸マラソンに参加した東さん(真ん中)と応援にかけつけた水谷さん(右)

神戸マラソンに参加した東さん(真ん中)と応援にかけつけた水谷さん(右)

最後になりますが、東さんは現在、製品のユーザビリティ評価の社内外向けセミナーの講師をしています。
社外のお客様には下記のようなセミナーを実施しており、社内のお客様には、ご要望に応じてカスタマイズした演習や、e-learningのコンテンツも提供しています。