ESG推進体制

当社は、社長を委員長とするESG委員会を設置しており、ESGに関する全体計画の立案、進捗状況のモニタリング、達成状況の評価を行う体制を整えています。また、ESG委員会がその審議内容に基づいて当社取締役会へ年次で報告・提言を実施することにより、ESGの諸課題への考慮が経営の意思決定プロセスへ組み込まれています。

具体的な各種施策の推進に当たっては、7つのマテリアリティごとに執行役員などを推進責任者と定めたうえで、各マテリアリティに対し中長期的な目指す姿とKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を設定し、達成に向けたアクションプランを策定しています。同委員会が推進責任者からの進捗報告をもとに活動のモニタリング・評価を行い、施策の効果測定と改善を促すことで、年間を通じたPDCAサイクルを確立しています。

2024年度も、前年度実績の確認と進捗レビューを行ったほか、当社の成長性向上に特に重要な「脱炭素化の実現」「循環型社会の実現」「人的資本経営の推進と人権の尊重」の3マテリアリティについては中間レビューを行い、課題の確認と着実な施策実行を進めています。また複雑化する法規制・顧客要請への対応、非財務目標管理の高度化、および従業員へのESG浸透を課題とし、成長をレバレッジするESG経営とすべく、課題ごとに取り組みの柱を設定して取り組みを強化することを決定しました。

ESG推進体制

当社は、社長を委員長とするESG委員会を設置しており、ESGに関する全体計画の立案、進捗状況のモニタリング、達成状況の評価を行う体制を整えています。また、ESG委員会がその審議内容に基づいて当社取締役会へ年次で報告・提言を実施することにより、ESGの諸課題への考慮が経営の意思決定プロセスへ組み込まれています。

具体的な各種施策の推進に当たっては、7つのマテリアリティごとに執行役員などを推進責任者と定めたうえで、各マテリアリティに対し中長期的な目指す姿とKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を設定し、達成に向けたアクションプランを策定しています。同委員会が推進責任者からの進捗報告をもとに活動のモニタリング・評価を行い、施策の効果測定と改善を促すことで、年間を通じたPDCAサイクルを確立しています。

2024年度も、前年度実績の確認と進捗レビューを行ったほか、当社の成長性向上に特に重要な「脱炭素化の実現」「循環型社会の実現」「人的資本経営の推進と人権の尊重」の3マテリアリティについては中間レビューを行い、課題の確認と着実な施策実行を進めています。また複雑化する法規制・顧客要請への対応、非財務目標管理の高度化、および従業員へのESG浸透を課題とし、成長をレバレッジするESG経営とすべく、課題ごとに取り組みの柱を設定して取り組みを強化することを決定しました。

マテリアリティ

当社では、持続可能な社会に貢献するために、環境・社会・ガバナンス(ESG)の視点で当社が取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定しました。

マテリアリティ特定プロセス

当社は、7つのマテリアリティを以下の4つのステップで特定しました。


Step.1



社会課題リストの作成


マテリアリティの候補となる社会課題を71項目リストアップしました。


Step.2



当社視点での重要度評価


社会課題リストの各項目について、当社の視点で事業への影響度やポリシーとの関連性を評価しました。


Step.3



ステークホルダー視点での重要度評価


社会課題リストの各項目について、これまでステークホルダーとの対話で得られたご意見や投資家・評価機関の関心を踏まえ、あらゆるステークホルダーの視点から重要度を評価しました。


Step.4



審議・特定


ESG経営に対する考えや目指す姿を整理した上で、代表取締役を含む役員と関連部署の従業員との複数回の審議により、7つのマテリアリティを特定しました。

マテリアリティマトリクス

当社にとっての重要度、ステークホルダーにとっての重要度の2つの観点で、社会課題を評価し、その中でも、重要度が高いものをいかにマテリアリティマトリクスとしてプロットしました。

マテリアリティマトリクス。当社にとっての重要度を横軸、ステークホルダーにとっての重要度を縦軸にとり、社会課題を評価し、その中でも、重要度が高いものをマテリアリティとしてプロットしている。
7つのマテリアリティと具体的な取り組み例を示す図。循環型社会の実現、人的資本経営と人権尊重、コーポレートガバナンス、脱炭素化、社会に貢献するエナジー提供、責任ある調達、コンプライアンス徹底に関する施策が記載されている。

マテリアリティ

当社では、持続可能な社会に貢献するために、環境・社会・ガバナンス(ESG)の視点で当社が取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定しました。

マテリアリティ特定プロセス

当社は、7つのマテリアリティを以下の4つのステップで特定しました。


Step.1



社会課題リストの作成


マテリアリティの候補となる社会課題を71項目リストアップしました。


Step.2



当社視点での重要度評価


社会課題リストの各項目について、当社の視点で事業への影響度やポリシーとの関連性を評価しました。


Step.3



ステークホルダー視点での重要度評価


社会課題リストの各項目について、これまでステークホルダーとの対話で得られたご意見や投資家・評価機関の関心を踏まえ、あらゆるステークホルダーの視点から重要度を評価しました。


Step.4



審議・特定


ESG経営に対する考えや目指す姿を整理した上で、代表取締役を含む役員と関連部署の従業員との複数回の審議により、7つのマテリアリティを特定しました。

マテリアリティマトリクス

当社にとっての重要度、ステークホルダーにとっての重要度の2つの観点で、社会課題を評価し、その中でも、重要度が高いものをいかにマテリアリティマトリクスとしてプロットしました。

マテリアリティマトリクス。当社にとっての重要度を横軸、ステークホルダーにとっての重要度を縦軸にとり、社会課題を評価し、その中でも、重要度が高いものをマテリアリティとしてプロットしている。
7つのマテリアリティと具体的な取り組み例を示す図。循環型社会の実現、人的資本経営と人権尊重、コーポレートガバナンス、脱炭素化、社会に貢献するエナジー提供、責任ある調達、コンプライアンス徹底に関する施策が記載されている。

マテリアリティにおけるKPIと進捗

特定したマテリアリティにおけるKPIと2030年度の目標、これまでの実績は以下の通りです。

マテリアリティにおけるKPIと進捗

特定したマテリアリティにおけるKPIと2030年度の目標、これまでの実績は以下の通りです。


ステークホルダーとの対話

当社は、お客様、投資家様、購入先様、政府、業界団体、NPOやNGO、地域社会、従業員等、世界中の幅広いステークホルダーとの対話を重視しており、事業の様々な段階で対話を実施しています。当社の活動情報をステークホルダーへ提供すると同時に、ステークホルダーから当社への期待や懸念についてのご意見をいただいています。いただいたご意見は事業活動や製品づくりをはじめとして、ESG経営にも取り込んでいくことにより、さらなる企業価値向上を目指していきます。

ステークホルダーとの対話

当社は、お客様、投資家様、購入先様、政府、業界団体、NPOやNGO、地域社会、従業員等、世界中の幅広いステークホルダーとの対話を重視しており、事業の様々な段階で対話を実施しています。当社の活動情報をステークホルダーへ提供すると同時に、ステークホルダーから当社への期待や懸念についてのご意見をいただいています。いただいたご意見は事業活動や製品づくりをはじめとして、ESG経営にも取り込んでいくことにより、さらなる企業価値向上を目指していきます。