「ナショナルハイトップ」発売

ナショナルハイトップ写真
ナショナルハイトップ広告写真

ハイトップ乾電池の発売

ハイパー開発後間もなく、トップから「今の性能では応用範囲が限られている。従来の2倍長持ちする電池をつくるように」という指示が出た。電池は国際規格において縦、横、高さの厳しい寸法規制があり、さらに化学製品がもつ種々の技術的難関がある。液もれがしにくく、使わずに放置していても容量が減らず、しかも寒さ、暑さ、多湿という悪条件でも完全にその性能を発揮する電池の開発に挑戦し、昭和38年、従来の2倍の寿命がある“ハイトップ”の開発に成功した。
ハイトップが生まれて、カミソリ、電卓など幅広い分野にも使われるようになり、 需要も増大した。
その後も努力を重ね、昭和43年には、17カ国の国際特許と943件の特許・実用新案をもつ“ネオ・ハイトップ”を完成、これをさらにレベルアップさせた新ネオ・ハイトップを誕生させるまでに至った。

※社史史料の社名の表記は当時の名前で掲載しています。